Inc:自分自身のことを内向的な人間だと自認していれば、研究成果をわざわざ持ち出すまでもなく、ひとりで長い時間を過ごすことにどれだけメリットがあるか知っているでしょう。

しかし、外向的な人は違いますよね?外向的な人たちというのは、大きな会議や、多人数の組織、社会的な交際によって燃え上がる人たちなのですから。

もちろん誰しも、多少は緊張をほぐす必要があるでしょうが、大多数のイメージで言うと、外向的な人たちというのはひとりでいられる時間が最小限でもやっていける人たちのように思えます。

最近、BBCが研究者とチームを組んで1万8千人もの人たちを対象に、インターネット上でどのように、何人くらいの人々が休むのかということを調査した結果、他人から距離を置くことで利益を得るのは、内向的な人だけではないということが判明したのです。

外向的な人もまた、ひとりでいる時間が必要なのです。調査において、もっとも心が安らぐ活動はどんなものかという問いに対して、回答者たちは、読書や自然と触れ合うこと、ひとりでいること、音楽鑑賞、特に何もしていないとき、といったような孤独な時間を挙げたのです。

そして、これらの孤独な活動というのは、内向的な人よりも、外向的な人にとって、より人気だったのです。

「分析チームは、この調査で回答者によって選ばれた選択肢のトップテンの心休まる活動というのが、たいていはひとりで行われるものだったという観察結果に衝撃を受けたのです」と研究者は述べています。

ひとりでの活動に高得点を付けたのは、内向的な人だけではなかったという点も意外です。つまり、外向的な人も、ひとりの時間に価値を見出しているのです。そして、他の人たちと一緒にいることよりも、心安らぐ娯楽だと思っているということです。


この種の研究について言えること


誤解のないように、いくつかの興味深い事実を述べておきましょう。まず、外向的な人と内向的な人の違いは、たいていの場合誇張されています。私たちの外向、内向の程度というのは、状況やライフステージにおいても変わるものです。たとえ、私は絶対に内向的だ、という人でも、外向的に変わっていくことは十分に可能であり、逆もまた然りなのです。内向型人間(イントロバート)と外向型人間(エクストロバート)の境界線は多くの人が思うよりもあいまいなもの、ということ。

ここでの第2の注目すべき点は、ひとりの時間は精神を健康に保つために不可欠なもの、ということです。従来の科学では、私たちは自分を発見するためにひとりの時間が必要だ、としています。物事を習得、マスターし、もっとも独創的な考えを思いつくためです

この研究の結論は、比較的シンプルです。どのようなタイプの人であれ、もっと「ひとりの時間」を1日のスケジュールに組み込んでみましょう。気分が回復し、精神的な面でも多くのメリットを得られるに違いありません。


You Probably Need More Alone Time (Even If You're an Extrovert)|Inc.

Jessica Stillman(訳:コニャック)
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