もしあなたがキャリアを追い求める旅の出発点にいたり、キャリアの十字路で混乱して立ち止まっていたりするのなら、自分の考えをはっきりさせて、自分にとって正しい道に向かうために、自分自身に尋ねることができる質問がたくさんあります。

このチャンスをつかんだら、私はどんな人間になるだろうか?私の理想の1日とはどのようなものだろうか?最も多くの人々を助けるために私にできることは何だろうか?

これらの質問にはすべて大事なものですし、さまざまな状況で役に立つかもしれません。ただ、ベンチャーキャピタルを運営するGuy Turner氏によると、話題に上ることは少ないものの、このリストに加えるべきと思われる質問がもう1つあります。「自分は建設者(ビルダー)なのか、判断者(ジャッジ)なのか?」という質問です。

Turner氏は、キャリアアドバイスを4つの大まかな質問に要約した最近のブログ投稿で、職業人を大きく分けてこの2つのタイプに分類しています。建設者対判断者という分類は、4つの質問の中では最も明白ではないからこそ、多くの人にとって最も新鮮で、最も役に立つものでしょう。

建設者と判断者の違いは何か?


Turner氏によると、建設者は「製品やチーム、人間関係や会社を作り上げること」を楽しみます。判断者は「他人の仕事を見直して分析すること」を好みます。企業の創設者やエンジニア、重役、営業担当者はみんな建設者です。成功した経理担当役員、ストラテジーアナリスト、投資家の多くは判断者です。

もちろん、キャリアの途中で優れた創設者であると同時に投資家としても成功を収めた有名人がたくさんいたことに気づいている人もいるかもしれません。そしてTurner氏は、これが二者択一の問題ではなく、スペクトラムのように段階のある問題だと認めています。「私の中には建設者もいます。だからこそ、他の投資会社に加わるのではなく、パートナーたちと新しい投資会社を立ち上げることに惹きつけられたのです。しかし、私がやっていることの90%は判断を下すことなのです」と、Turner氏は自分を例に挙げて書いています。

Turner氏は続けて、自分がこのスペクトラムのどこに位置するかを把握することが、自分を幸せにしてくれる仕事を探す鍵になると述べてます。「妥協しないことが一番大切です......建設者と判断者のどちらかということよりもずっと」と書いているのです。妥協することは「不幸を求めること」であり、「あなたにとって大切な人も、毎日不幸であるという話を聞かされるのは嫌なはずです」と同氏は語ります。

もちろん、特定の方向や仕事が自分にとって良い動きなのかどうかを熟慮している時に、この分類だけを考えればいいというわけではありません。Turner氏が投稿全体で考慮を促している他の要素を見極めることもできます。それでも、自分の夢の仕事に続く道を見つけるのに役立つデータポイントをもう1つ探り出すために、少しばかり時間を割いて建設者VS判断者のスペクトラムのどこに自分が位置するかを考えてみる価値はあります。

あなたは建設者ですか、判断者ですか?


Jessica Stillman(原文/訳:松田貴美子/ガリレオ)
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