Buffer Blog:私は、世界中に散らばっているメンバーと一緒に働く、素晴らしい会社に勤めています。

ほとんどの人は、いわゆる9〜5時の勤務時間で働くことが多いでしょう。私も数ヶ月前まではそうでした。これまでの私の勤務スケジュールは、このようにかなり普通でした。

午前8時に勤務開始。午後12時30分から昼休憩。家に帰って昼食を食べ、3人の子どもを昼寝させる。午後1時30分に仕事に戻る。午後4時30分に勤務終了。

しかし、数週間前にすべてが変わりました。

私は、最近新しいオンラインプロダクトを制作するチャンスに恵まれ、3人チームの一員として働くことになりました。制作に取りかかる前に、アイデアを検証するため、最初に5日間で急いでデザインを仕上げなければなりませんでした。

私はカナダのトロント郊外、私以外のメンバーはヨーロッパに住んでいたので、その5日間は彼らとできる限り長く一緒に働けるように早起きをしました。ブレストをし、プロトタイプをつくり、ユーザーのフィードバックを集めるために、1日中ビデオ通話をしていましたが、この経験が素晴らしいものでした。

最初の5日間を終え、プロジェクトが進み、早起きをする必要がなくなっても、私はどうしても早起きを続けたくなりました。驚くべき発見をしたのです。私は朝5時から働くのが好きになったのです!

新しい毎日のリズム


私の新しい毎日のスケジュールはこのような感じです。

午前4時30分に起床。午前5時に勤務開始。午前11時〜午後3時まで休憩。午後3時に仕事に戻る。午後4時30分に勤務終了。

新しいスケジュールでポイントとなるのは、真ん中に入る休憩時間です。午前11時〜午後3時まで、私はやりたいことが何でもできます。

この休憩時間は大体、午後1時まで妻と子供と過ごし、上の子2人を昼寝させ、それからジムで1時間ほど汗を流します。午後2時30分に家に戻り、サッとシャワーを浴びて昼食を食べ、それから仕事に戻ります。昼間に4時間の休憩がとれるのがあまりにも素晴らし過ぎて、仕事の日だと忘れさせるほどです。

このスケジュールが、夜の過ごし方に与えた影響もさならるメリットでした。

朝気持ちよく目覚めるには、午後9時30分頃までには寝なければなりません。私は、夜遅くに何か価値のあることをやっていた訳ではないので、起きている間にやっていることで、私にとって本当に大事なことが何かがわかりました(家族や友だちと過ごすこと、運動、読書など)。

もちろん、人と会ったり、何か生で見たいものがある場合などは、遅くまで起きていることもありますが、普段は午後9時過ぎには寝ます。


「自分で選べる」ということのパワー


私は、同じ会社で働いているほとんどの人が、自分が働きたい時間と場所を選べる自由を満喫していないことに気づきました。私が朝4時30分に起きて働くのが好きなのは、1日が始まる時間についてだけではありません。

この新しいスケジュールで最高の気分になる理由を考えてみたところ、昼間の長い休憩と早朝に起きる誇らしい気持ちの奥に、何か深いものがあると気付きました。それは、自分で選んでいるということです。

Sheena Iyengarは著書『The Art of Choosing』の中で、被験者にカジノで使うチップを与えた実験について説明しています。被験者はどこでチップを使うか、2つの選択肢が用意されています。

ルーレット盤が1つのテーブルルーレット盤が2つのテーブル

ルーレット盤はどれも同じです。では、どちらのテーブルを使った人が多かったでしょう?

答えは、ルーレット盤が2つのテーブルです。テーブルに2つルーレット盤があれば、どちらに賭けるか自分で選ぶことができるので、賭けを自分でコントロールしているような気分になれるからです。

この実験で、多くの人が本当に求めているのは、自分がやっていることを自分でコントロールしている気分になりたいということだとわかります。

私もその特権を満喫できていることに、驚くほど感謝しています。


Starting My Work Day at 5 am is (Maybe) the Best Decision I've Made This Year | Buffer Blog

Roy Olende(訳:的野裕子)
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