「小説現代長編新人賞」を獲得した中澤日菜子の小説が原作の映画『お父さんと伊藤さん』。その先行上映会が23日、大阪市内でおこなわれ、出演の上野樹里と藤竜也が舞台挨拶に登場した。

「最近、丈夫で長生きな老人が増えると、こういう映画ができて、私も出演させていただけると感謝しております」と挨拶した藤。役作りのために「このおじいさん、貯金通帳いくらぐらいあるかな、って研究しまして・・・。心配性ですからね」と事細かに同世代をリサーチしたと話す。

上野が演じる娘の彩が、20歳年上の彼氏・伊藤さん(リリー・フランキー)と同棲している設定について聞かれると、「一生懸命、きちんと育てたつもりですが、本当にビックリしたよ」と役になりきりコメント。元教師という役柄とあって、「彼の教育方針で、『それをしちゃいかん!』というのじゃなくて、『そんなことをしていいのかな?』『それで正しいと思っているのかな?』」と回りくどく言い聞かせる話し方が特徴的といい、教員だった雰囲気がいやらしく絡んでくるという。映画は10月8日から公開される。