ビジネスの場において、部下に「ダメ出し」をせざるを得ない状況、ありますよね。けれどもその伝え方を間違えると、相手を精神的に追い詰めてしまったり、素直に聞いてもらえなかったりすることもあります。無料メルマガ『目指せ! 販売の達人 〜販売力向上講座〜』の著者・坂本りゅういちさんによると、ダメ出しをする前にまずすべきことがあるとのこと。するとしないとでは大違いと言いますから、なんとしても身につけておきたいスキルですよ。

「ダメ出し」をするときは○○してから

こんにちは! 坂本りゅういちです。

この数日間九州へ行っていまして、ロールプレイングコンテストの審査員や研修をしてきました。その中で改めてと言うか、こうしていかないと相手には届かないと感じることがあったのでお伝えしたいと思います。「ダメ出し」のことです。

接客ロールプレイングをやったことのある方ならわかると思いますが、ロープレ嫌いな人はたくさんいます。その理由は、「実際のお客様じゃない」といった理由もあったりしますが、特に多いのが「ダメ出しをされるから」というものです。お店などで接客ロールプレイングをやると、アレもダメ、コレもダメとダメ出しばかりされてしまうと感じて怖くなってしまうのですね。

たしかにロールプレイングは、改善をするためにやることが多いです。今の状態を確かめてから、より良い方向を見つけていくためにやります。なので「ダメ出し」したくなる気持ちはよくわかるのです。ですが、基本的に伝え方として「ダメ出し」としての伝え方はNGです。

改善してほしいことがあるのであれば、「これがダメ」という伝え方ではなく「こうすればもっと良くなる」という伝え方をしてください。言い方・伝え方の違いだけで、受け取る側のとらえ方はまったく変わります。

と、まぁここまではブログでも書きました。

とは言え、どうしてもその人に成長をしてもらうためには「ダメ出し」をしないといけないときがあります。今回の私の研修などで言えば、本気でロールプレイング大会で賞を狙いにいくといったときなどがそうです。こういう場合には私も「ダメ出し」します。

でもここでひとつ注意しないといけません。「ダメ出し」は相手に確認をとってからでないと、してはいけないんですね。これはロールプレイングに限らず、普段から気を付けてもらいたいことです。

 

ロールプレイングをしたあとにふり返りをすることをフィードバックと言います。フィードバックするときに、いきなり「今の提案じゃダメだよ」と言われてしまうと、言われたほうは心を閉ざしてしまいます。それが繰り返されるので、怖くなってイヤイヤやらされるロープレ地獄に陥るわけです。こうなると、どれだけ良いことを言われても頭には入ってきません。

でも同じことを伝えるにしても、少しだけやり方を変えてみてください。いきなりダメ出すのではなくて、「あなたのためにダメ出しをするけどどうする ? してもいい?」と伝えるんです。目的をしっかり確認して、そのためにやるということを伝える。ここで受け入れる準備を整えてからダメ出すと、相手も納得して聞いてくれます。メンタルの強さは人によってまったく違うので、自分の感覚だけでしゃべっていると失敗します。ダメ出しには心の準備が必要なんです。

もし店頭でダメ出しの連続になっているかもしれないと感じる方は、必ずこのことを思い出してください。

何のためにダメ出しをするのか?

本当にそうしてもいいか?

そこをお互いに確認するだけで、同じことを言ってもまったく違った結果に変わります。

今日のおさらいです。

「ダメ出し」は相手に確認をとってから。

image by: Shutterstock

 

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出典元:まぐまぐニュース!