人気コンサルの永江一石さんが、さまざまな質問に答えてくれる人気メルマガ『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』。今回は、海外から日本文化に注目が高まっている時勢を受け、伝統工芸の職人をまとめる「職人事務所」を開いてそのマネージメントを事業にしたい、という方からの質問。特に外国人ウケする「取っ掛かりの伝統工芸」は何が良いかを知りたいそうですが、果たして永江さんの回答は?

海外から注目度の高い日本の伝統工芸は?

Question

訪日観光客の増加などの影響を受けて、日本文化の発信に力が入ってきていると感じます。そこで、衰退している伝統工芸の職人を束ねて芸能事務所ならぬ職人事務所を開いてマネージメントをやりたいと思っています。

伝統工芸といえど、全国にたくさんの種類があり職人の数もかなりいます。そこで、とっかかりの伝統工芸の品目で永江さんが「これいいんじゃない?」というものがありましたら、教えていただきたいです。また、それをどのようにプロモーションしていくか、手法を簡潔に教えてください。

 

永江一石さんの回答

わたしも外国人じゃないので詳細なトレンドは分かりかねるため、eBayで「Japanese Traditional」などのキーワードで検索してみた方が確実ではないでしょうか。

以前ざっと見た印象では、まず着物は人気がありました。それも振り袖や甚平ではなく『ラストサムライ』でトム・クルーズが羽織っていた着流しのイメージです。おそらく黒澤映画に出てくる侍のような格好で自宅でくつろぎたいのだと推測。

次に、日本刀などの刀です。わたしも外国の友人から刀を買いたいとよく聞かれるのですが、日本の刀鍛冶の技術は世界でもトップレベルなんです。ただ鑑定書がついているような高級刀は無許可で輸出出来ないので注意が必要ですが第二次世界大戦中に日本軍の士官が腰から下げていたような軍刀(新刀)って今でもアメリカで高値で売られてますよ。

ですので「日本の刀鍛冶が作った高級はさみ」なんか結構需要があるんじゃないかと思います。包丁などの刃物も海外の有名シェフが合羽橋でこぞって買い求めるほど注目されてるんです。以前テレビで見ましたが、5万とか10万円の高級包丁がバンバン売れてました。

逆にそれほど人気がないのはお皿などの食器です。漆塗りの器などは保存に手間がかかりますし、料理によって合う合わないがありますよね。

つまり、こういう質問はわたしに聞くより、自分でいくつか出品してみるなりしてデータを取る方が早いと思います。

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『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』
著者:永江 一石
商品開発や集客プロモーションを手がける会社を設立し多くの企業のマーケテイングを行う。メルマガでは読者から寄せられたマーケティングのお悩みに対し具体的な解決策を提示。ネットショップや広報担当を中心に多くの購読者から支持されている。

出典元:まぐまぐニュース!