無料メルマガ『上海からお届け! 簡単3分、写真で覚える生活中国語』の日本人著者・ジンダオさんが中国から驚きの動画を届けてくださいました。そこには、まるでラグビーボールのように宅配物を投げる業者の姿が。自分の荷物がこんな扱いを受けているかもと思うとゾッとしてしまいますが…、こんなことになってしまうのにも、中国のビジネスにありがちな「ある要因」が影響しているようです。

破損もへっちゃら。中国物流搬送の実態。投げる【投】

ラグビーかと思いました。

友人からWechatで送られてきた動画。初めは何となく見たのですが、自分の荷物がこんな状態に巻き込まれたと考えると、保証してくれるのか心配になってしまいました。

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動画はこちら。

http://d2kwcz501vadsp.cloudfront.net/p/news/wp-content/uploads/2016/09/16522422071620c038242221.mp4

動画を観ればおわかりだと思いますが、配達物をラグビーボール形式でリレーして最後は中国郵政のトラックにトライ。手から手に荷物が渡らず、地面にそのまま直撃しているので、当たりどころが悪いと壊れている場合もあるでしょう。

● 中国郵政へ荷物を取りに行く時はパスポート持参で。

中国の物流業界はここ数年で大きく成長し配達量は日本を大幅に越しています。ただしこのように国営企業、または地方都市のサービスの概念がない所になると、このような放り投げ運搬が増えだすのが事実なのです。量も多い、単価も安い、競争も激しい。そんな状況下では、力仕事をするスタッフ確保も難しくなるわけでして、安い給料でも集まり、働くスタッフとなると、教養がないとか、言うことを聞かず勝手に行動する、スタッフが短期間のうちにスグに入れ替わってサービスが安定しないなど、中国ビジネスあるある的な要因が大きく影響しているように思えます。

そのため民間企業のほうがまだサービスがマシなので、送り先が遠くになればなるほど、民間企業を利用。価格が高い物を発送する場合は、保険を掛けて、箱のサイズも緩衝材を大量に入れ込むために、大きくしたり、木箱を使って重量を増やして放り投げない状態を作ったりと、中国ならではの問題に対処する方法を送り主も考えて配送準備をしているのです。

今日の振り返り! 中国語音声

投 (tóu) 投げるの振り返り音源はココから

快递 (kuài dì) 宅配の振り返り音源はココから

 

【ジンダオのここだけの話】

今でこそラグビー放り投げ方式は減りつつ有りますが、未だに蔓延っているのは事実です。

届けられた品を開封して確認した所、機械が壊れてた!という話は、今でも聞きますし、段ボールが破れて中身がむき出し、という事もよくあるのです。

電子秤や一眼レフカメラ等の精密機械などになると、小型で軽量、投げごたえ有り!な商品になるので、送る際には本当に注意が必要です。

配送センターなど物量が多い箇所は、自動化を進めてこのような作業防止と、ミス軽減を進めているのは事実ですが、受領者に近くなると、こんな配送作業をしている事も。

そのため、商品が届くと直ぐに中身を確認。箱が破れてないか、中身は正常に動くか。早く確認して問題があったら直ぐに指摘をしないといけないのです。

 

 『上海からお届け! 簡単3分、写真で覚える生活中国語』
中国の日常生活でバンバン利用している、ちょっとした一言フレーズを現地写真と共に楽しく分かりやすく配信中。普通語1級中国人の音源付き。中国人社会で働いて知った風習や習慣マナーなども併せて紹介しています。

出典元:まぐまぐニュース!