22日午後10時ごろ、東広島市八本松町飯田の松井要さん(42)方から出火、木造2階建て住宅が全焼し、焼け跡から子供とみられる2人の遺体が見つかった。松井さんの長女(5)と三男(8カ月)の行方が分からなくなっており、広島県警東広島署が身元確認を急いでいる。

 同署によると、松井さんは妻と子供5人の7人暮らし。出火時、松井さんは仕事で外出中だったという。他の子供3人は無事で、妻は喉にやけどを負ったとして病院に搬送された。

 近くに住む女性(53)は「子供たちの母親が、家から少し離れた道路に座り込んで『なぜ火が出たか分からない』と泣き叫んでいた」といい、近所の男性は「火の勢いがものすごかった。女性と子供の『ギャー』という叫び声が聞こえていた」と話した。別の男性(84)は「『パチパチ』という音が鳴り、外に出てみると家が真っ赤な炎に包まれ、黒煙がものすごい勢いで上がっていた」と驚いていた。

 近所の複数の住民によると、松井さん家族は約1年前に引っ越してきた。地元自治会にも加入し、今年の夏祭りには家族で来ていたという。

 現場はJR山陽線八本松駅の北東約600メートルにあり、田畑の中に住宅が点在している。【山田尚弘、遠藤浩二、福田隆】