兵庫県警で鑑識を担当し、似顔絵捜査などに当たっていた男女2人が今春退職し、コンビの切り絵作家「ari」として活動を始めた。29日まで同県芦屋市のギャラリー「colle」で初の個展を開いている。

 所轄署で同僚だった約5年前、切り絵が趣味のリエさん(38)と画家志望だった宮崎章さん(41)が意気投合。仕事の合間に制作を続けて海外展でも入選し、プロに転身した。

 作品は細密な切り抜きで人や動物を表現。2人は「証拠を集める鑑識で養ったのは丁寧さと、方針を決める大胆さ。創作にも生きています」。【田辺佑介】