JR九州(福岡市)は21日、保存修理工事中のJR門司港駅(北九州市)について、完成後のイメージ図を公開した。1914(大正3)年に建築された洋風の駅舎が復元される。完成時期はこれまで「2018年3月」としていたが、調査や耐震補強工事に時間がかかったとして、「19年度中」に見直した。

 門司港駅はネオ・ルネサンス様式と呼ばれる木造2階建てで、国の重要文化財に指定されている。老朽化のため12年9月から、骨組み以外を解体して修理・補強する大規模改修工事を進めている。総事業費は22億円。

 JR九州によると、18年秋ごろに駅舎を覆う工事用の仮の屋根が外され、仮駅舎で営業している駅の機能が新駅舎に切り替わる。19年春ごろ駅舎全体の供用が始まり、19年度中にすべての工事が終わる予定。【神崎修一】