大相撲春場所10日目の21日も、稀勢の里の集中力が途切れない。玉鷲が突っかけて2度目の立ち合い。右で張って出ると、差した左でまわしを引き、前に出て寄り切った。弟弟子の高安も負けなしで、同部屋の2人のみが初日からの10連勝で優勝争いのトップに立つのは、15日制が定着した1949年夏場所以降では初めて。

 「集中してやれている。また明日、しっかりやるだけ」と、連日繰り返す言葉に充実感を漂わせた。