【モスクワ真野森作】シリア北部のアレッポ近郊で国連機関などの人道支援の車列が空爆を受けた事件で、ロシア国防省は21日、「米国主導の有志国連合の無人攻撃機が上空を飛んでいた」と発表した。ロシア通信が伝えた。米国側がロシア軍の関与の可能性を指摘する中、強硬に反論を続ける姿勢を示している。

 コナシェンコフ報道官が「19日の車列炎上の数分前、現場上空に無人機プレデターが現れ、約30分後に飛び去っていた」と説明。無人機はトルコのインジルリク空軍基地から飛来し、ロシア軍の管制システムが存在を捕捉した、としている。

 露国防省は20日の発表では、過激派組織「シリア征服戦線(旧ヌスラ戦線)」のアレッポ攻撃と関連があるとの見方を示していた。