【ニューデリー金子淳】アフガニスタン政府と武装組織ヒズビ・イスラミ(イスラム党)の代表団は22日、首都カブールで和平協定に署名した。ヒズビ・イスラミは現在も大規模な武装闘争を続ける旧支配勢力タリバンに次ぐ反政府勢力。アフガン政府が武装組織と本格的な和平協定を結ぶのは、アフガン戦争開戦(2001年)以来初めて。

 記者会見した双方の代表団などによると、ヒズビ・イスラミは恒久的に軍事活動を停止し、ほかの武装組織に対する支援も取りやめる。一方、アフガン政府はヒズビ・イスラミが過去に行った犯罪行為を免責し、拘束しているメンバーも釈放する。また国連に対し、ヒズビ・イスラミの「テロ組織」の指定解除を働きかけるとしている。

 和平協定は、ガニ大統領とヒズビ・イスラミを率いるヘクマティアル元首相が協定に改めて署名した後に正式発効する。