山形市霞城町の霞城公園で22日、「気仙沼さんま祭りin山形」が開かれた。三陸沖で取れたサンマ2011匹の塩焼きが無料で来場者に振る舞われた。東日本大震災を忘れないとの思いで、県内の宮城県気仙沼市関係者で作る「やまがた気仙沼会」が企画し、今年で5回目。実行委員長の山形大理学部3年、小野寛成さん(20)は「大震災から5年以上が経過し、現状を知らない人もいる。少しでも被災地を思ってもらえれば」と話した。

 今年から、食育などを目的とした「親子サンマ焼き教室」の開催や、行列の軽減と待ち時間を有効に使ってもらうため整理券の配布を始めた。

 会場は炭火で香ばしく焼かれたサンマの匂いに包まれた。山形市千歳の小学3年、吉田煌斗(きらと)さん(8)は「よく食べるけれど、いつもよりおいしかった」と次々と口に運んでいた。【山中宏之】