ドラム缶を再生加工したピザ窯をつかったピザ作り講習会が、いすみ市神置の農事組合法人「みねやの里」集会所で開かれた。ピザ窯は相模原市在住のアウトドアアドバイザー、本田高志さん(68)=写真右=が研究を重ねて完成させたもので、地域おこし協力隊や食育グループの主婦ら約30人が地元産のチーズ、トマト、ピーマンなどを使い、ピザ作りに挑戦した。

 市や地元農家らでつくる「自然と共生する里づくり連絡協議会」が推進する農山村の自然や文化と親しむ「グリーンツーリズム研修」の一環。みねやの里周辺は有機米栽培のモデル地区(25世帯約100人)で、市は都市と農村の体験型交流を進めている。

 ピザ窯は直径約58センチ、高さ約88センチで、下から空気口、炭火口、ピザ焼き口が開いている。15日にあった講習会で、本田さんは窯の作り方・使い方やピザの焼き方を指導。窯の中の温度は300〜400度になるといい、1枚約3〜4分で焼き上がった。本田さんは「出来栄えは上々」と笑顔を見せ、参加者からは「有機米の米粉を生地に使って、タコやポークハムをトッピングしてもいいね」との声も上がった。

 市はこのピザ窯を2本購入し、婚活パーティーや秋の収穫祭、港の朝市会場で活用する。【吉村建二】