リオデジャネイロ五輪レスリング女子48キロ級で金メダルを獲得した登坂絵莉選手(23)=至学館大大学院=が21日、母校の高岡市立南星中学校(同市木津)で、教育実習の授業を公開した。

 登坂選手は中学時代、体育祭の大縄飛びで優勝したり、リレーに出たりするなど当時からスポーツが得意だった。「選択肢の一つ」として保健体育の教員免許取得を目指し、今月12日から3週間、教育実習に臨んでいる。

 公開された授業は、3年女子約40人の「マット運動」。前転、後転、馬跳び、倒立などから5種目を選んで演技する課題に、「一定方向に」「つなぎの技を入れる」「大きな技は最後に」などと丁寧に指導。「五輪での体操種目を思い出して」など五輪選手ならではのアドバイスもあり、生徒を喜ばせた。

 最後は「できなかった技はテストまでに練習して」と先生らしく締めくくり、体育教師から、教え方の総括を受けた。米橋奏(かなで)さん(14)は「金メダリストの授業を受けられるなんてすごい。体育が得意なのでうれしかったし、教え方もすごく上手」と感激していた。【青山郁子】