国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2016」の長者町会場(名古屋市中区錦2)で、県産木材のボックスに県内アーティストの作品を展示した「都市木(としもく)ギャラリー」が登場した。町内7カ所のショーウインドーに計10基が並び、行き交う人たちの目を楽しませている。

 県や市民団体らが県産木材の街中利用を推進する「都市の木質化プロジェクト」の一環。芸術祭に合わせ「木とアートの街」をアピールしようと、長者町を拠点とするアーティスト集団「アート木質化」が中心となって企画した。

 都市木ギャラリーは、歩く人の目線の高さに設置された縦、横45センチの箱形の展示スペースで、県産ヒノキ材を使用している。鉄や紙、土など多様な素材のオブジェ、絵画など若手中心の斬新な作品が並び、木の質感とのコントラストが印象的だ。

 アート木質化の代表、浅井雅弘さん(31)は「街歩きをしながら、気軽にアートに触れてほしい」と話している。10月23日までのトリエンナーレ会期中に作品の入れ替えを2回行い、計30組の作品を展示する。【長谷部光子】