2017年が正岡子規や夏目漱石の生誕150年となることを記念した「のぼさん朗読会」が、松山市一番町3の坂の上の雲ミュージアムであった。公募で集まった7人が来館者約20人を前に子規、漱石の作品を朗読した。

 作品を声に出して味わい、その素晴らしさや作者の思いを次世代に伝えようと、NPO「メンタルボイス人間力開発機構」(松山市)が企画した。漱石が雑誌「ホトトギス」に発表した子規の追悼文を朗読した松山市の主婦、丸山加代子さん(45)は「漱石は偏屈者のイメージが強かったが、気持ちを声に出して読んだことで、友人への愛情があったと分かった」と話した。

 朗読会は10月30日に同ミュージアムで、11月6日に同市緑町のシアターねこでも開かれる。【成松秋穂】