県立小高商業高校(南相馬市)の生徒が開発に携わった弁当と豚汁が、コンビニエンスストア大手「ローソン」の県内各店舗で13日から2週間の期間限定で販売される。昨年度に続く2回目の取り組みだが、高校統合で同校の校名入り商品は今年度が最後となる。

 「味わい中華幕の内弁当」(税込み550円)と「会津味噌(みそ)仕立ての豚汁」(同380円)。いずれも「小高商業高校発!」と冠した。県産の鶏肉や豚肉、もやしを使い、地元食品会社の漬物を添えた。

 共同開発は流通ビジネス科の授業の一環で今年度は3年生の紺野凪沙(なぎさ)さん(18)と坂下睦美さん(17)がおかず選びのアイデアを出した。紺野さんは「県産の食品で地域の元気を知ってほしい」と思いを語り、坂下さんは「チャーハンに牛肉のステーキを乗せようとしたけど、高くなりだめだった」と商品作りの難しさを語った。

 2人は販売開始に先立つ12日、同社の担当者らと共に、県庁で内堀雅雄知事と面会。試食した内堀知事は「味のバランスがいい。学校の歴史に残るものになった」と笑顔を見せた。【曽根田和久】