白紙撤回されたつくば市総合運動公園計画を検証する第三者委員会の初会合が12日、つくば市吾妻1のつくばイノベーションプラザで開催された。2月末までに関係者への聞き取りなどを終え、遅くとも4月末までに報告書をまとめる方針を決めた。【大場あい】

 委員長に元検事の郷原信郎弁護士を選出。会議の冒頭、五十嵐立青市長は「(住民投票で)市民の8割が反対する事業をなぜ市の中で止めることができなかったのかを検証し、今後市民に開かれた事業を進めるための示唆をいただきたい」とあいさつした。

 議論は非公開で行われた。終了後記者会見した郷原委員長によると、関係資料の調査や聞き取り調査は委員の赤松幸夫弁護士が担当。市原健一前市長や建設予定地の地権者だった都市再生機構(UR)の関係者らに聞き取り調査への協力を要請する。

 郷原委員長は「政治的対立に関連する問題にもなったので、中立的かつ客観的な観点からの検証を徹底する」と述べ、委員会の独立性確保などを定めた日本弁護士連合会の「企業等不祥事における第三者委員会ガイドライン」に沿って、提言などをまとめるとした。