長門市は青海島シーサイドスクエア(同市仙崎)に建設中の道の駅の一角に「木育(もくいく)交流館」(仮称)を設置する。木のおもちゃがあふれ、子供からお年寄りまで集える県内初の拠点施設を目指す。道の駅は10月、交流館は来年4月の完成を予定している。

 市は林業の振興や子育て世代に選ばれるまちづくりを目指している。このため、子育てに木を取り入れる「木育」を推進している認定NPO法人「日本グッド・トイ委員会」(東京都)が運営する「東京おもちゃ美術館」の姉妹館を目指す。

 市は昨年11月、同美術館と市内のNPO法人「人と木」の3者で「ウッドスタート宣言」に調印した。新生児に木のおもちゃを贈るなど、木育の取り組みを進める予定だ。

 交流館は建築面積約300平方メートルで海に面したウッドデッキや浮桟橋も併設する。天井や壁、床は市産材を使い、木のおもちゃをふんだんに置き触って楽しめる環境を作る。事業費は約1億600万円。市経済観光部の泉文男審議監は「木のおもちゃを通して交流を進める施設にしたい」と話している。【川上敏文】

〔山口版〕