第95回全国高校サッカー選手権大会で、県勢として初優勝を果たした青森山田サッカー部の優勝報告会が13日、青森市青葉3の同校体育館であった。黒田剛監督や住永翔主将(3年)が全国制覇を報告し、青森山田中も含む生徒約1150人が快挙を祝った。

 吹奏楽部の演奏に合わせて生徒や教職員が拍手で迎える中、黒田監督と選手30人が登壇。住永主将は「一試合一試合、最高のモチベーションで臨むことができた。優勝できたのはたくさんの方々の支えや応援があったから。ありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。

 黒田監督は「ピッチ上でよく考え、自分たちで判断し、どんな状況からも修正できる自立したチームだった」と振り返った。また、本州最北の寒冷・積雪地というハンディにも触れながら、「これまで優勝に届かなかった長い歴史がある。この豪雪地に優勝旗を持って来られたことは指導者として感無量だ」と話した。

 青森山田高生徒会長の七戸柚茉さん(2年)は、「一つ一つの努力が雪国のハンディを強みに変え、栄冠につながった。皆さんの一挙一動に胸が熱くなった。誇りに思います」と選手たちを称賛。花田惇校長は「これからも自らを律し、鍛え上げ、プロや大学などそれぞれの道で活躍する姿を見せてほしい」と激励した。

 また、夕方にはサンロード青森(同市緑3)でも市民向けの優勝報告会が開かれ、集まったサッカーファンたちから青森山田イレブンに大きな拍手が送られた。【佐藤裕太】