東京電力福島第1原発事故の避難指示が一昨年9月に解除された楢葉町の若手町民有志でつくる「ほっつぁれDEいいんかいっ〓」が、震災前まで正月に町内で披露されていた「七福神舞」の復活に挑んでいる。14日に開くイベント「ほっつぁ〜れ2017迎春」で披露し、継承を目指す。

 七福神舞は、町内の龍田神社の氏子らが本宮市の伝統行事をモデルに約20年前に始め、毎年1月2日に商店や氏子宅などを回り、招福を願って披露してきたという。全町避難後は途切れていたが、「ほっつぁれDEいいんかいっ〓」のメンバーからイベント開催に当たり「楢葉の正月らしいものをやろう」と声が上がり、氏子らに指導を仰いだ。

 メンバーは大黒天や福禄寿などのお面や衣装を着けて1人ずつ登場し、笛、太鼓のおはやしや口上に合わせて舞う。合同練習に全員が集まるのは難しく、スマートフォンで振り付け動画や口上の文言を共有して自主練習にも励んでおり、本番では「観客を楽しませたい」と意気込む。

 イベントは14日午前11時〜午後4時、同町北田の町コミュニティセンターで。餅つきや和楽器コンサートのほか、たこ作り、こま回しや羽根つきなどの正月遊びも楽しめる。七福神舞は午後2時半ごろ登場する。【乾達】