広島市は、安佐動物公園(安佐北区)にカバなど水生動物を展示するため、園内に下水道を引く工事を来年度に始める。工事後、新たに池を設ける予定。カバが泳いだり、シマウマやキリンが水を飲む様子を観察できるゾーンを設けたいという。

 市が2015年7月に発表した園の再整備基本計画で、カバを展示する池は20年度の完了を目指す第1期計画に盛り込まれている。現在、キリンやシマウマ、ダチョウがいる「アフリカ平原」に造成する計画だ。

 園内で使った水は園内の浄水施設を経由して川に流しているが、水の浄水能力に限界があるという。市は、年間入園者数を20年度までに10万人増やす目標を立て、カバの展示を再整備後の目玉としたい考え。

 担当者は「迫力があって人気のあるカバは、汚水処理の関係上、導入を見送ってきた。下水道を引き、池を作る計画を進めたい」と話している。【山田尚弘】