最近、新語として話題になっている「ムスコン」。自分の息子を“異性”として愛する母親たちのことを指すようですが、愛し方の度合が常識を逸脱していて、SNS上では、「ありえない」「気持ち悪い」とバッシングを受けています。ムスコン母はいったいどんな行為をしてしまうのでしょうか?

息子が恋人…!? 増える“ムスコン”な母親たち

マザコン(マザー+コンプレックス)やファザコン(ファーザー+コンプレックス)は、聞き覚えがあるはず。それらにならって、(ムスコ+コンプレックス)でムスコンという造語が流行しています。以前から、ムスコンという言葉はあったようですが、2016年9月、ダイヤモンド誌がムスコンをとりあげた記事を掲載し、瞬く間にSNSで拡散され、世間の注目を浴びるかたちとなりました。
 
ムスコンの具体的な例としては、産まれた時から、息子を「小さな彼氏」として溺愛し、息子が高校生になっても一緒にお風呂に入っていたり、大人になっても靴下をはかせてあげたりするそうです。息子が結婚して、家を出ていっても、合鍵で息子夫婦の家に勝手に入り、お嫁さんとトラブルになることも。

前述の行為だけならば、まだ理解できる範囲かもしれませんが、ダイヤモンド誌には、「息子をほかの女にとられたくない」という思いから、幼い息子の下半身にキスしてしまう母の声も載っており、こういった行為がバッシングの火種になっているようです。


そもそもなんでムスコンになってしまうの?

ダイヤモンド誌では、夫婦仲が良くない、または離婚や別居などにより、夫と一緒に生活していない家庭環境だと、母親がムスコンになりやすいのではないかと指摘しています。

本来夫に抱く感情を、息子に向けてしまうのかも…。自分がムスコンにならないようにするためには、まずは家庭環境を良くすることが先決のようです。そして、夫にも積極的に育児に参加してもらうこと。そうすれば、自分がムスコンになっているのに気づき、止めてくれるはず。どこまでが親としての愛で、どこからが異性としての愛かを考え、あらかじめボーダーラインを引いておくと良いようです。

このムスコンという問題、意外と悩む母親が多いみたい。もし悩んでつらくなったら、夫や自分の両親、友人など、相談しやすい人に話を聞いてもらうと、解決の糸口がみつかるかもしれません。
(文・山本健太郎/考務店)
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