風邪薬や頭痛薬など、薬を飲む機会は少なくありません。薬の話が出る時、必ずと言って良いほど話題になるのは、「どうして水で飲まなきゃダメなの?」ということ。そこで、ズバリなぜ水以外はダメなのか調べました。

薬の正しい飲み方をおさらい!

処方された薬だけでなく、市販薬においても、きちんとルールを守るからこそ効果を発揮します。まずは4つの基本を守ることが大切です。その4つの基本とは?

・タイミング
食前や食後、食間など、薬を飲むタイミングは、服用する種類によって異なります。必ず説明書にしたがうようにしましょう。

・量
薬の量も決められています。1回の服用で1つとは限りません。きちんと確認してから飲むのが◎。また、自分で勝手に判断して、量を増やしたり減らしたりするのは絶対にNGです!

・方法
薬を飲むときは、原則、“コップ1杯の水(白湯)で”というのが推奨されています。とりあえず薬が胃に入れば良いというわけではないので、手元にある水以外の飲み物で流し込むのはオススメできません。

・期間
症状が治まったからと、薬を飲み切らずにやめてしまう人も多いですよね。市販薬の場合は、自己判断になりますが、処方された薬は、処方された期間分、服用するのが鉄則。素人判断は危険なので、要注意です。ただし、処方された際に、「症状が治まったら服用をやめてもいい」と言われている場合は除きます。



お茶やスポーツドリンクもダメ!?

前述の通り、薬を飲むときには、コップ1杯の水または白湯で飲むのが良いと言われています。しかし、なかには、薬を飲むのが苦手な人も。お茶やスポーツドリンクの方が、薬の苦みがごまかせると思い、ついつい…。特に薬嫌いの子どもを持つママはやってしまいがちなのでは?

スポーツドリンクは、カルシウムやミネラルが多く含まれます。薬の成分の吸収を妨げ、効果を発揮してくれないこともあるそう。

また、お茶やコーラ、コーヒーなどのカフェインを含む飲み物も避けた方が良さそう。薬のなかには、そもそもカフェインを含むもの(解熱剤や風邪薬など)があるそうで、さらにカフェイン入りの飲み物を摂取することで、体内のカフェイン量が多くなりすぎることがあるのだとか。脈が速くなったり、頭痛の原因になったりすることがあるそうなので、要注意です。


牛乳で薬の効果が弱まる!

味がまろやかな牛乳は、薬の存在をほとんど感じさせないため、薬の服用時に大活躍。なのですが、抗生物質や骨粗しょう症の薬との相性が悪いと言われています。牛乳に含まれるカルシウムが薬の成分と結合してしまい、効果が弱まることがあるのだそう。また、強い吐き気を催すこともあるといいます。

水以外の飲み物で薬を服用することで、薬の効果を強めたり、弱めたり、最大限に発揮できなくなります。また、頭痛や腹痛、吐き気など、さらに体調が悪化する可能性も。“コップ1杯の水で”と指定されるのは、それなりの理由があるから。薬が苦手な人は、飲み物ではなく、服薬用ゼリーやオブラートを使って工夫するようにしましょう。
(文・明日陽樹/考務店)
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