【イェソン/モデルプレス=10月15日】アジアをはじめ世界で活躍する韓国アーティスト・SUPER JUNIOR(スーパージュニア)のイェソンがモデルプレスのインタビューに応じ、映画『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』(朝原雄三監督、11月3日公開)で共に主演をつとめたモデルで女優の佐々木希とのエピソードを語った。

SUPER JUNIORのリードボーカルとして世界で活躍するイェソンが映画初主演にして日本語での演技に挑戦、さらには今をときめく佐々木希とW主演……と、いい意味で“予想がつかない”期待を抱きながら、モデルプレスがロケ現場の沖縄に出向いたのは今年1月。そこでは“俳優・イェソン”として監督と言葉を交わし、真剣に演技に取り組む姿があったが、何よりも印象的だったのはイェソンと佐々木の2人が醸し出す和やかな雰囲気。

空き時間には劇中の「ヨンウン」と「さくら」さながらに日本語・韓国語を教え合う――そんな何気ないやり取りがとても大切だったことは、作品を観ればすぐに感じ取ってもらえるはずだ。

◆佐々木さんは、近所に住んでいる妹分のような感じ

― 相手役が佐々木さんに決まった時の印象はいかがでしたか?

イェソン:この映画の企画が決まった時、周りから「ヒロインは誰なの?」と聞かれて、「佐々木希さんだよ」と言ったら「えっ!すごく可愛いよね!」と驚かれました。もちろん僕も佐々木さんのことは元々知っていて、有名な方だし、とても可愛いなという印象でした。実際にお会いするまで2〜3ヶ月の期間があったんですが、インターネットで情報と写真を見たりしながら「どんな人なんだろう?」と気になりながら過ごしていました。それでいざお会いしてみると、本当に活発で明るい方で。すごくいい雰囲気で撮影ができています。

― 本当に和やかな雰囲気ですね。先ほどの空き時間にも「おばあちゃん」という言葉を佐々木さんから教わったりしていて。

イェソン:よくふざけ合ったりもしています(笑)。僕はこれまで日本の役者さんと演技をする機会がなく、初めての相手が佐々木さんだったんです。そういう意味では少し緊張もしていたんですが、一緒に撮影をしてみると、なんだか近所に住んでいる妹分のような感じがして。とても気さくで、チャーミングな方だったので、リラックスした雰囲気で演技をすることができました。国際通りを歩いて巡りながら撮影をする日があったんですが、佐々木さんと一緒にいろんな場所を見学できて楽しい1日でしたね。

― 人通りの多い観光地で、たくさんの方に気づかれたのでは?

イェソン:佐々木さんは若い方はもちろん、おじさんやおばさんからも「可愛いね〜」と声をかけられていました。やっぱりとても有名な方なんだ、本当にたくさんの方に気づかれているなぁ、と思っていたんですが、どこからかSUPER JUNIORのファンの皆さんも集まってきてくださって。そんな時、2人でCDショップの前を通りかかったら、ちょうどビジョンにSUPER JUNIORの映像が流れて、僕の顔が映ったんです。それを見た佐々木さんが「わ〜、出てるよ!」と言ってくれて。外国でそんな状況に置かれているのがとても不思議な感じがしました。

僕がこの作品で最初に心配したのは、僕自身がどれだけ日本で知られているのかということでした。ましてや沖縄に僕のことを知っている人なんているのかな?と思っていたので、そんな風に映像が流れたり、ファンの皆さんに声をかけられたりした時、すごく歓迎されているような気持ちになって。不安が埋まっていくようで、とても気分の良い撮影になりました。

― 劇中ではヨンウンとさくらが少しずつ距離を縮めていきますが、直接的な表現ではなく、態度や雰囲気で恋心を匂わせる瞬間が多いですね。

イェソン:本当にわずかな雰囲気で伝える感じですよね。佐々木さんとのスキンシップもほとんどないですし、“ロマンティック・ラブストーリー”と言われていますが、コミカルな要素が加わったヒューマン・ドラマという表現のほうが合っているかもしれません。なので、あえて“ラブ”の雰囲気を出すために気を使ったところと言えば、相手を見つめる眼差しでしょうか。そこに注目して観ていただければと思います。

◆僕の中にある新たな一面に気づけるかも

― ヨンウンをどんな人物だと解釈しましたか?

イェソン:僕自身とヨンウンはキャラクターが少し違いますね。ヨンウンは僕の内面にあるピュアな部分を引き出すことで見せられるキャラクターじゃないかなと思いました。とても素直で、ちょっとドジなところもあり、なんとも言えず愉快なキャラクターですよね。物語の中で多少難しく感じるようなシリアスな場面があっても、ヨンウンのキャラクターによって、観ていただく方には親しみやすく、面白く伝わるのではと思いました。それから、僕の中にある新たな一面にも気づいてもらえる気がします。

―“新たな一面”とは具体的に?

イェソン:これまであまりお見せすることのなかった一面ですかね。僕はどちらかと言うと、テレビやステージの上ではシャープなイメージがあると思うんです。歌う時には悲しみを表現することが多いですし、以前、韓国のドラマに出演した時も少し率直なキャラクターを演じて、今回のヨンウンのドジで純粋な感じとはまた違っていたので。ヨンウンは純粋だからこそ、色々な表情やリアクションをします。そういう僕を見てもらうことで、皆さんにもっと親しみやすい印象を持ってもらえるんじゃないかなと思っています。

それから、脚本を読んで「面白そうだな」と思ったのが、さくらを助け出すためにヨンウンが踊りだすシーン。僕は歌って踊るグループのメンバーではありますが、正直、ダンスはそんなに得意な方ではないんです(笑)。でも笑いを取るための面白いダンスはバラエティ番組などでよく披露していますので(笑)、そんな僕の持ち味を活かしたら面白くなるんじゃないかなと思いました。

― 作品全体の見どころを含め、ファンの方々にメッセージをお願いします。

イェソン:とても気楽に観られる内容になっています。誰もが自分の身近に起きている出来事のように感じられるし、ポジティブなメッセージが多く込められているので、観たら幸せな気持ちになれると思います。

そして、これまで韓国人が日本映画の主人公をつとめるということはほとんどなかったと聞きました。そのことに関してはプレッシャーというよりも、大きな責任感として捉えています。韓国人の僕が日本の映画の中で、日本の方々と一緒に撮るわけですから、拙い準備で挑んではいけない、自己満足で終わるような準備では決していけない、と。台本を何度も読み込んで一生懸命準備をしました。なのでファンの皆さんにも気に入ってもらえると思いますし、もしかしたら「あぁ、面白いバージョンのイェソンだ」と思っていただけるかもしれません(笑)。この作品をたくさん愛してください。

(modelpress編集部)

■映画『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』(2016年11月3日公開)
監督:朝原雄三
脚本:朝原雄三 Kevin DC Chang
企画・原案:Kevin DC Chang
主題歌:SUPER JUNIOR-YESUNG「雨のち晴れの空の色」
主演:イェソン(SUPER JUNIOR) 佐々木希
<ストーリー>
人生最大の危機は、いきなりやって来た!恋人にフラれ、沖縄出張中に会社がツブれたヨンウン(イェソン)。韓国語をマスターしなければ、旅行会社をクビになる、シングルマザーのさくら(佐々木)。そんな二人が、さくらの通う韓国語学校で出会う。帰る家もないヨンウンが先生をすることになったのだ。取引先のVIPが来日するまでに、さくらはヨンウンに個人レッスンを頼む。ヨンウンは幼い息子のために一生懸命なさくらに心を動かされ、とんでもない作戦を計画する。様々なアクシデントで事態は思わぬほうに転ぶが、気が付けば二人の距離はぐっと近くに。しかし、互いの秘めた事情からさらに大きなハプニングが二人を襲う──。恋も仕事も頑張るあなたに届ける、共感必至のラブストーリー。

■イェソン プロフィール
1984年生まれ。マルチエンタテインメントグループ「SUPER JUNIOR」のメンバーで、リードボーカル。また、メンバー3名で構成されたユニット「SUPER JUNIOR-K.R.Y.」としても活躍している。韓国にて2016年4月、ソロとして初の1stミニアルバム『Here I Am』をリリース。現在、自身初の日本全国ソロツアー「SUPER JUNIOR-YESUNG JAPAN TOUR 2016 〜BOOKS〜」を開催中。10月19日には日本初ソロシングル「雨のち晴れの空の色」(映画『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』主題歌)をリリースする。アーティストとしてはもちろん、俳優としても今後の活躍が期待される。