鹿児島地方気象台は13日、鹿児島と宮崎の県境に近いえびの高原・硫黄山の噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)に引き下げた。えびの市と宮崎県は、火口から半径1キロの立ち入り規制を解除したが、周辺の火山ガス濃度が高まっているとして歩行禁止など新たな規制区域を設けた。 硫黄山では昨年12月12日、火山性地震が70回発生するなど火山活動が一時高まったが、その後は1日5回以下にとどまり、火口周辺の熱異常域や噴気の量にも大きな変化がなかった。気象台は、火口から半径1キロに影響を及ぼす噴火の兆候は認められないと判断した。 熱異常域の拡大など火山活動の長期的な活発化は続いているとみられ、火口周辺では火山ガスや火山灰などの突発的な噴出に注意を促している。