八戸市美術館(八戸市番町)で1月7日、市内の中学生の写真日記を展示する「写真のまち八戸 中学生写真日記 私のこの1枚」が始まった。(八戸経済新聞)

 大賞の「POPCORN SMILE(はじける笑顔)」

 同展は八戸市が提唱する、写真を通じて八戸の魅力を認識し発信し地域の活性化を図る「写真のまち八戸」の一環。近年、デジタルカメラやスマートフォンの普及により撮影が容易になった一方、データでの保管・モニターでの閲覧が多くなり、現像して写真を楽しむことが少なくなった。写真本来の楽しさを再認識するために、大切な思い出を写真と文字で紹介する同展を企画した。

 同展には八戸市内の第三、東、大館、白銀南、南浜、田代、島守、中沢などの各中学校から、合計129点の作品が集まった。

 6日に審査会を行い、大賞、優秀賞などが決定し、大賞には大舘中2年の秋山あぐりさんの「POPCORN SMILE(はじける笑顔)」、優秀賞には東中2年の赤平美紗さんの「海」、白銀南中2年の小松遥奈さんの「無題」が、それぞれ選ばれた。

 同館学芸員の篠原英里さんは「子どもたちが自分で撮影した写真をプリントし、台紙に貼り、思いを記すだけではなく、他の生徒の作品を鑑賞することにより、子どもたちの相互の感性も刺激する。現在の美術館は3月いっぱいで閉館するが、来年度以も中心街付近で継続・開催したい」と話す。

 会場を訪れていた40代の女性は「指導する先生が違うからか、学校ごとに特色が出ていて面白い」、50代の男性は「アングルや被写体、大人が思いつかないような写真もあって、それが楽しい。中学生とは思えない作品もある」と話していた。

 開館時間は9時〜17時。入館無料。1月15日まで。