浜松の焼き肉店「三愛」(浜松市北区三ケ日、TEL 053-525-1229)が12月1日、三ケ日みかんと唐辛子を使った調味料「三ケ日みかんスコ」の販売を始めた。(浜松経済新聞)

 三ケ日みかんを使った生搾りジュースを販売している同店。ジュースを作る際に出るミカンの皮には抗酸化作用があるといわれる「ベータークリプトキサンチン」が豊富で香りも豊かなため、店主の竹下宏生さんは「捨てるのはもったいない」と考えていたという。以前は乾燥させてみかん風呂もしたが、食に結び付けることはできないかと検討を始めた。

 同店では三ケ日みかんを食べて育った「三ケ日牛」を提供していることから、焼き肉をさっぱり食べてもらうための辛味成分を使った商品を開発したいとも考えていた竹下さん。唐辛子を中心とした商品開発をしている「千の幸」(三重県伊勢市)の石原祥久社長と出会い、ミカンの皮と辛味成分である唐辛子をコラボさせた同商品の開発にこぎ着けた。

 赤唐辛子を使った「三ケ日みかんスコ 赤」と青唐辛子を使った「三ケ日みかんスコ 青」の2種類を用意。「赤は鍋などの温かい汁物に入れると辛味を感じ、青はサラダのドレッシングやワサビの代わりに焼き肉にのせて食べると辛味と香りが引き立つので、そのままの味を味わってほしい」と竹下さん。商品名に含まれる「スコ」のスは酢、コはこしょうを指すという。

 「三ケ日を味わう」をコンセプトに掲げる同店。「中でも三ケ日みかんは代表的なものなので、調味料という形で常に使ってもらうことで三ケ日を味わってもらいたい」と竹下さん。「時期もののミカンをシーズン関係なく感じてもらえる商品になった」と自信を見せる。

 価格は各650円(100ミリリットル)。同社オンラインショップと店頭で扱う。