南池袋に9月15日、山の手線内初となる都心型店舗1号店「スシロー南池袋店」(豊島区南池袋1)がオープンした。(池袋経済新聞)

 「池袋セレクション」のメニュー、「ローストビーフマウンテン」「すしドッグ(チーズ)」「サラダ3貫」「鯖バーガー」

 都心部に住む人のライフスタイルや、働く人の食事に関するニーズに合わせて「時短」をキーワードに利便性を追及したという同店。注文したすしが席まですぐに届く「Auto Waiter(オートウェイター)」や、会計時に早く正確に機械で皿数を計算する「自動会計」、自分で精算できる「セルフレジ」を新たに導入した。

 「Auto Waiter」はスシロー初の2層レーンで、テーブルに皿が直接流れ込むようになっており、「取らなければ」と意識する必要がなく、海外からの客や回転ずしが初めての客も緊張感なくストレスフリーに楽しめる設備にしたという。

 席数は、テーブル84席、カウンター29席。少人数の客がスピーディーに食事できるよう、スシローの標準的な郊外型の店舗より、カウンター席の比率を多くした。

 メニューでは、スシローの定番のすしネタやサイドメニューに加えて、池袋ならではのメニュー(池袋セレクション)として、「ローストビーフマウンテン」(300円)、「鯖バーガー」「サーモン&ローストビーフロール」(以上200円)、「すしドッグ(チーズ、わさびマヨ、オーロラソース)」「サラダ3貫」(以上120円)など用意。

 すしのグランドメニューの価格は120円〜に設定。郊外既存店舗(100円〜)と比べると高い設定になるが、 「『このうまさでこの値段』というスシローでの体験価値を感じていただけるよう、提供商品の品質維持向上による値段設定になっている」と同社広報担当者。

 120円メニューの中には、「おまかせ3貫盛り」「にぎり3貫」「大切り中とろ」など、南池袋店ならではの、「値段以上にお得なメニューも用意した」というメニューも。客単価は、郊外の既存店舗が平均して約1,000円で、南池袋店はその約2割増を想定している。

 今回都心部への出店にあたり、これまでの郊外既存店舗と比べて都心部出店は立地の面で発生するコストの割合が高くなったという。一方で「原価率約50%(半分はお客さまにお返しする精神)」を維持しながら、高品質な商品を提供できるよう仕入れ原価を妥協せず、「両方のコスト面で企業努力を重ねた」とも。今回の「スシロー南池袋店」出店をきっかけに、今後も「都心型店舗」の出店を推進していくという。

 「32年間愛され、お客さまに鍛えていただいた『スシロー』の基本をできるだけ変えずにそのままの形で都心のお客さまにお楽しみいただきたい。他方、ロードサイドのお客さまとは異なるお客さま層(ファミリーのほか、ビジネス、学生、海外からのお客さまなど)にも楽しんでいただける店でありたい。南池袋店は、そうした思いが詰まった、私たちの努力の結晶」と自信を見せる。

 営業時間は11時〜23時(土曜・日曜・祝日は10時30分〜)。