東京ひのはら地域協議会は9月24日・25日、檜原村藤倉の旧田倉邸で「邯鄲(カンタン)を聴く会」を開催する。(西多摩経済新聞)

 同会は檜原村の湯久保地区、藤倉地区、人里地区を中心とした村民有志が集まり、古民家の調査や活用、絶滅危惧種の在来ムラサキの栽培、地元の在来品種の作物「鑾野大豆(すずのだいず)」の栽培など同村の資源をご紹介し、交流をする活動を行っている。

 過去には、夏から秋への季節の移り変わりを虫の音で感じながら俳句や酒を楽しむ「虫聴きの会」が行われており、中でもカンタンは「鳴く虫の女王」と呼ばれ、特に好まれていたという。今回のイベントでは、地元で大切に守られてきた在来種の貴重な鑾野大豆、地元に伝わるこんにゃく芋「和玉」を使った手作りこんにゃくや、おいねのつる芋など、地産の食材をふんだんに使った郷土料理を提供。ソムリエによる料理に合わせた地酒とワインも用意する。

 初日は14時に西東京バス「藤倉」バス停に集合し、夕方から邯鄲を聴く会と夕食。翌日は旧田倉邸で育った田倉榮さんのガイドで、季節の草木や花を見ながら周辺を散策し解散となる。同協議会の青木亮輔さんは「非日常の空間で、晴れれば満天の星の下、雨ならしっとりと、秋の夜長を楽しみませんか」と呼び掛ける。

 会費は1万5,000円。先着15人。問い合わせは東京ひのはら地域協議会「邯鄲を聴く会 事務局」(TEL 042-598-0016)まで。