宇部市が現在、高齢者の社会参加を促す「ちょこっと活動・就労・活躍事業」(通称、ちょこ活)を行っている。(山口宇部経済新聞)

 時間を自由に使え、働く意欲のある高齢者の社会参加を促すことを目的に昨年10月から始まった同事業。週1〜2回程度、1回1〜2時間程度で「ちょこっと」活躍したい高齢者と、活動・就労の場を「ちょこっと」提供できる企業などを募集してマッチングを図る。

 募集開始後、66歳〜75歳の男女6人が登録。宇部市健康福祉部高齢者総合支援課・課長補佐の阿座上京二さんは「輝かしい経歴を持つ登録者も集まり、想定以上の熱意に驚いている」と話す。

 対象の高齢者はおおむね65歳以上で、これまで培った技術や知識を生かしながら働く意欲がある市内在住か半年以内に同市へ移住予定の人。宇部市在住の65歳以上は現在約5万2000人で、人口の約3割を占める。

 併せて、同市では「ちょこ活」の情報を発信する場所となる「ちょこ活情報ステーション」も募集している。登録企業の雇用形態や職務内容を記載する「ジョブカード」を設置し、登録者は同カードを見て活動先を選択でき、企業側は同市ホームページから登録者の情報を確認し、同課を通して連絡できる。

 阿座上さんは「生き生きした生活は健康寿命の延伸につながるはず。取り組みが目に留まる機会を増やし、市内の事業所への声掛けにも力を入れたい」と話す。

 問い合わせは同課(TEL 0836-34-8296)まで。