ウィリアム王子と、2人の子供たちであるジョージ王子、シャーロット王女と共にカナダを公式訪問しているキャサリン妃。キャサリン妃のファッションは常に注目の的になっているが、今回はいつもにもまして、大きなプレッシャーがあったと伝えられている。

というのも、カナダのジャスティン・トルドー首相の妻ソフィー・グレゴワ=トルドー首相夫人は、元モデルのニュース・キャスターだったこともあり、お洒落な上に、ファションセンスがキャサリン妃と似ていると言われてきたからだ。

そういった点で今回は、お互いの服装が被らない形で、どのように個性を演出するのかに注目が集まっていたが、案の定、帽子にひざ下丈のタイトドレス、そしてハイヒールという選択は被っていた。しかし、キャサリン妃はイギリスの伝統的なロイヤルブルーを取り入れた出で立ちで、ソフィー首相夫人との違いを明確にした。

1日300ポンド(約3万9000円)でスタイリストを同行させているキャサリン妃は今回、家族と共に服をロイヤルブルーで統一。ジェニー・パッカムのカスタムメイド・ドレス、髪をまとめたシニヨンヘア、そしてLock&Coの帽子は伝統的なスタイルであるうえに、カナダ国旗に記されたメイプルリーフをあしらったカスタムメイドのデザイン。

また胸に光るメイプルリーフ型のブローチは、わざわざエリザベス女王から借りたものだという。薄いピンクのクラッチバッグに、セルジオ・ロッシの495ポンド(約6万5000円)するスウェード素材のハイヒールは、高さが4インチ(約10センチ)もあるそうで、「シャーロット王女を抱え、ジョージ王子と手をつないで飛行機から降りてきたキャサリン妃が、カナダに対して精いっぱいの敬意を表した証」だという。

一方のソフィー首相夫人は、ダークパープルのドレスで、お値段は350ポンド(約4万6000円)。軽くカールしたロングヘアに地元の婦人帽子店で調達した、フェルト地のパナマ・ハットをかぶり、クラッチバッグは持たず少々カジュアルな出で立ちだが、ハイヒールは、キャサリン妃と同じブランドと値段のものをチョイス。色とデザインこそ違うが、キャサリン妃と同じブランドを選ぶあたり、やはり2人は好みが似ているようだ。

2日目にチャリティ団体を訪問したキャサリン妃が着ていたのは、アレキサンダー・マックイーンの膝上ドレスで、お値段4000ポンド(約52万6000円)。軽くカールしたヘアスタイルに、赤いクラッチバッグと同色のヒールがマッチしたコーディネート。一方ソフィー首相夫人は、タニヤ・テイラーの膝上ドレスに、靴の色とマッチしたベージュのクラッチバッグという出で立ち。2人の雰囲気は違うものの、首元がスタンドカラーという共通点がある。キャサリン妃のドレスはデザイナー御用達だが、このような柄は珍しいため賛否両論のようだ。また1日目のファッションが少々古臭いという批判もあったが、その分2日目にはミニスカとレースで若々しさを演出するとともに、ソフィー首相夫人との差別化を図ることに成功したようだ。【NY在住/JUNKO】