織田裕二主演最新作『ボクの妻と結婚してください。』(11月5日公開)の完成披露試写会が10月3日に東京国際フォーラムで開催され、織田裕二、吉田羊、原田泰造、込江海翔、森カンナ、佐藤ありさ、三宅喜重監督が登壇。『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』以来、4年ぶりの映画主演を果たした織田が「ようやくめぐり会えた。この作品に出会えてよかった」と約1000人が駆け付けた会場を見渡し、感無量の面持ちで語った。

本作は、余命半年と告げられた男が、愛する妻の新しい伴侶探しに奔走する姿を描くラブストーリー。

愛する妻と子どものために突き進む男を演じた織田は「次に何をやろうかという時に、前作を超えるようなモチベーションで臨めるものを、と思って探していると、なかなか見つからなかった」と述懐。本作の企画が舞い込んだ時には、「ずっと恋焦がれていたのは、これです。僕がやりたかったのはこれなんですと。その時点で、涙が出そうなくらいうれしかった」と運命的なものを感じたという。

さらには「温かな人ばかりに囲まれた作品になった」と共演者を見渡した織田。「30年近く役者業をやってきたことが、リセットされるような作品。簡単に奇跡なんて言葉は使いたくないけれど、こんな奇跡のような映画を作れたことが、今はうれしくて仕方ない」と本作への並々ならぬ思いを語り、会場から大きな拍手を浴びていた。

織田と初共演にして夫婦役を演じた吉田は、「自分の人生にこんな未来予想図があったなんて。夫婦役をやりながらも、どこかで『織田裕二がいる』って思っていました」と語り、会場も大爆笑。織田と吉田は演技への姿勢含め、あらゆるところで「似ている」と感じたこともあったそうで、吉田は「お芝居上の夫婦というよりも、心で対話する関係性ができた」と共演の喜びを明かした。

また森が「初恋の人が織田さんだった」と告白する一幕も。織田は「汗かいちゃった。でもすごいうれしい」とデレデレ。妻・吉田からの視線を感じると「もう映画観ようよ!」と焦りまくるなど、息ぴったりの“夫婦”の姿を見せていた。【取材・文/成田おり枝】