映画『グッドモーニングショー』の初日舞台挨拶が10月8日、TOHO シネマズ 六本木ヒルズで行われ、中井貴一、長澤まさみ、志田未来、濱田岳、時任三郎、君塚良一監督が登壇。“日本一ツイていない人”に選ばれた中井が、作中に登場する重量約50kgの「防爆スーツ」を身に着けて写真撮影に臨むなど、笑いの絶えない舞台挨拶となった。

『踊る大捜査線』シリーズで知られる君塚監督が最新作の題材に選んだのは、朝の情報番組「ワイドショー」。中井演じる主人公、キャスター澄田の災難だらけの一日を描く。

本作で立てこもり犯を演じた濱田は、自身が出演するテレビCMの話題に触れ、「最近はまさかりを担いではしゃいでいるだけだったので、僕にできるのかなと思いましたが、思い切り立てこもらせていただきました」と撮影を振り返った。

撮影では中井を怒鳴りつけるシーンもあったという濱田。「ある種割り切って、思い切りやろうと思って臨んだら、ついついアドリブで『うっせーバカ』とか言っちゃって」と、撮影中の暴言がアドリブであったと告白。これに中井は「役者っていうのはああいう時、本音が出るんですよ」と返し、笑いを誘っていた。

映画のストーリーにちなみ、各キャストがツイていないエピソードを披露する場面では、長澤が「なかなか予約のとれないお店のランチが予約できたので、浅田美代子さんをお誘いして行ったのですが、浅田さんが横でずっと話しかけてくるから、味が全然わからなくて」と、親子役での共演が多いという、浅田美代子への不満を暴露。

濱田は「お酒が好きだからミスも多いんです」と切り出し、「落とした箸を拾ったら頭を打ち、その拍子にグラスが倒れて飲み物がこぼれ、冷たい!ってなっていたら、条件反射でちょっと出ちゃう、みたいな」と飲み会でのお漏らしエピソードを明かし、会場を盛り上げていた。

その後、くじ引きで“日本一ツイていない人”に選ばれた中井は、「防爆スーツ」に着替え、重い体を引きずりながらステージに再登場。「暑さで眼鏡が曇り、あまり見えていないんですが」と苦笑いしつつ、「今日がスタートで、これからこの映画が一人で歩いて行ってくれると思います。僕たちの映画もそうですが、他の映画も愛していただき、日本の映画を盛り上げていただきたいと思います」とのメッセージで締めくくった。【取材・文/水梨かおる】