時として自分自身や家族との葛藤を引き起こす“断捨離”。今回は、モノにあふれた現代社会において大きなテーマと言える“断捨離”のバイブル的存在3冊を紹介しよう。

乱しがちな台所のスマートな管理法を伝授

台所というのは管理が難しい場所の1つだ。常にモノの出し入れがあり、また必要とするアイテムの種類も多いからだ。しかし、ここが片付いていないと料理を上手く進められなかったりすることが多い。”台所を征する者は、人生を征する”と言っても過言ではないかも知れない。人気料理研究家の高木ゑみ著『考えない台所』は台所の片付けや管理のプロ技を分かりやすく解説している。台所がすっきりすれば、頭の中も整理されて、献立なども決まりやすくなるのだ。余計なストレスがたまることも無くなるだろう。「捨てる」「片付け」だけでなく、仕事が捗る「メモの取り方」などのテクニックも紹介している。

若き「片付け」カリスマが教える片付けの極意

自称「片づけコンサルタント」の日本人女性、近藤麻理恵が世界中で注目を浴びている。アメリカのタイム誌で「世界で最も影響力がある100人」にも選出されたカリスマなのだ。彼女の著書『人生がときめく片づけの魔法』はシリーズ全体で世界で300万冊も売れている。彼女は若手ではあるが、その片付けキャリアは5歳から始まっている。『オレンジページ』や『ESSE』などの主婦向け情報から片付けテクニックを学び、中学時代から本格的な研究をスタート。大学2年ではコンサル業を開始している。彼女の本の極意は「一度片づけたら、二度と散らからない方法」なのである。一生、きれいな部屋で過ごせるという魔法の方法を手に入れよう。

実家の断捨離を心理面から分かりやすく解説

断捨離の中でも、やっかいなのが実家の片付けといえよう。
モノを捨てられない親、それを何とかしたい子ども……日本中の多くの家庭でみられる光景だ。
『実家の断捨離 片付けのカギは「親離れ」』では、筆者のやましたひでこが自身の経験や事例をもとに実家の断捨離の問題について解説をおこなっている。
断捨離はテクニックのみが重視されがちだが、本書では断捨離をおこなう前の心構えが大切だと説き、その成功のカギである「親離れ」に焦点をあてている。固定概念に囚われない、柔軟な発想や考え方が大事だということも気づかせてくれる一冊だ。
また、著者のやましたは別著『必ずできる断捨離BASIC』で自分の部屋の断捨離テクニックを公開しており、そちらもオススメだ。

現代人にとって断捨離は1つのテーマ。断捨離もうまくいけば、精神的なストレスが大幅に軽減され、余計な仕事もなくなり、時間も長く使えるようになるだろう。今回紹介した“断捨離本”は悩める現代人にぜひ読んでほしい3冊だ。