1975年に放送されたテレビアニメ「ガンバの冒険」を知っていますか? この原作は1972年に発表された斎藤惇夫さんの「冒険者たち ガンバと15ひきの仲間」です。そして2015年10月に、3DCGアニメーション「GAMBA ガンバと仲間たち」が約40年の時を越えて製作されました。子供のころ読めなかった原作を是非、児童文学だと思わずに読んでみてください。

「冒険者たち ガンバと15ひきの仲間」で仲間のすばらしさを味わおう

児童文学といえば「冒険者たち ガンバと15ひきの仲間」ですよね。小さい時にこの本を読んでウキウキワクワクした方も多いのではないでしょうか。ご存知、ガンバと15ひきの仲間の冒険のお話です。今回の「GAMBA ガンバと仲間たち」の原作です。彼らはイタチと戦う島ネズミたちを助けにいくために、船で夢見が島に向かったのでした。しかし,ノロイがひきいるとても強いイタチの群れに追いつめられてしまうのです。そして海岸の岩山で最後の決戦の時、その後どうなってしまうのか。子供の頃はこういった冒険ものが好きなはずです。主人公と照らし合わせて冒険していた頃のようにもう一度子供心に戻って楽しんでみましょうよ。

ガンバとかわうその話に涙する 「ガンバとカワウソの冒険」

1983年に「ガンバとカワウソの冒険」は野間児童文芸賞を受賞しました。この「ガンバとカワウソの冒険」は「ガンバの冒険」シリーズの最終作と言われています。ガンバとその仲間は行方不明になっているネズミをたずねて、「四の島」という島に渡ります。そのネズミのそばには考えられない光景が。そこには死んだはずの2ひきのカワウソがいたのです。凶暴な野犬と戦いながらも、めざすは伝説の河の「豊かな流れ」。彼らの冒険がはじまるのです。

忘れてはいけない、このシリーズのスタート「グリックの冒険」

「グリックの冒険」は1970年に発表され、翌年に日本児童文学者協会新人賞を受賞する斎藤惇夫さんの処女作です。そして、この「グリックの冒険」への次作への願いから出来上がったのが「冒険者たち ガンバと15ひきの仲間」なのです。ですからこの作品を決して読まずにいるわけにはいかないのです。リスのグリックがこの話の登場人物。グリックは北の森で暮らす野生リスの話を聞き、いいなあと強いあこがれをいだく。その後カゴから脱走したグリックは、ガンバによって助けられます。そして、雌リスの「のんのん」といっしょに、あこがれの北の森をめざす話です。

児童文学を侮るなかれです。日本にはまだまだたくさんの面白い児童文学作品があります。子供の頃にたくさん読んだ方でも、子供の時に結局出会うこともなかった作品であっても、大人になった今、読んで感動するのも素敵ですよね。作品に散りばめられた愛と冒険の話を子供心で楽しんでみてはいかがですか。