三上博史さんが主演をつとめる、読売テレビ系・木曜プラチナイトドラマ「遺産相続弁護士 柿崎真一」。9月15日(木)よる11:59に放送された第10話では、亡くなった天才画家の処女作が見つかった。しかし、その絵をめぐり、謎の女の登場や、ゴースト画家の疑惑が浮上。タイムカプセルの中の、その絵に託された本当の意味を導き出した柿崎の伝えるラストリクエストとは…。ゲストには高橋ひとみが出演。

横浜の下町を舞台に、かつては腕のたつ弁護士であったが、ある案件で弁護士法に触れたことから弁護士としての信頼を失い、莫大な借金を抱えてしまった主人公・柿崎真一(三上博史)。しかし、法廷で争うことなく多額の報酬を得たことで味をしめた柿崎は、遺産相続専門弁護士になることに。そんな柿崎のもとに毎回、遺産相続のトラブルに巻き込まれた依頼人たちがやってくる。そこで、「安らかにお休みください」を口癖に、行き過ぎた常識・モラル・規制を超えて死者と向き合いながら、遺産相続をめぐる親族同士の争いを、とんでもない方法で解決しながらも、遺産に隠された本当の価値を探し出し、故人の想いを残された人々に繋いでいく、1話完結のオリジナルストーリーとなっている。

第10話…、タイムカプセル

遺産相続を専門に扱う弁護士・柿崎真一(三上博史)は、5年前に亡くなった超有名な画家・多村優輝(植木祥平)の妻・多村孝子(高橋ひとみ)から依頼を受け、高校時代に埋めたというタイムカプセルを掘り起こすことに。最近見つかった多村の遺言書によると、数千万はすると思われる多村の処女作の絵がそこにしまってあると書かれていた。しかし、掘り起こされたタイムカプセルから出てきた多村の絵と思われる作品は、まるで小学生の落書きのような下手くそな絵だった。本当にあの有名な画家・多村優輝の作品なのか? と疑う丸井華(森川葵)や水谷美樹(酒井若菜)たち。

そこで、絵を鑑定してもらうことにした柿崎は、ヤミ金会社社長・河原井正(豊原功補)と一緒に、木村巡査(胡蝶英治)のパトカーで、画商の林田誠心(久ヶ沢徹)のもとへ向かった。しかし、その途中、突然パトカーの前にフラフラと1人の男が飛び出してきた。その男は、奥田隆(矢柴俊博)という当たり屋だったが、「パトカーから金が取れるか!」と河原井が一喝して事なきを得る。

見つかった絵の価値はゼロ。しかし、その絵にはある秘密が…

画商についた柿崎は、さっそく多村の絵を林田に見てもらうことに。しかし、「いくら孝子の頼みでもこの絵は素人の絵だから買えない」と林田。そして、たとえ田村のサインが記されていてもこの絵には価値はないと言う。そこで柿崎は、「偽者でもいいんじゃない? 多村優輝の5年ぶりの新作発見なんて展覧会を開いたら入場料がっぽり取れるんじゃないの?」と言う。柿崎の提案にのった林田は、展覧会の開催を請け負ってくれることになった。
その頃、柿崎の事務所では、タイムカプセルに残された手紙などを見ていた。そこには、多村が奥田絵里(片岡礼子)に宛てた手紙や孝子のラブレターなどが入っていた。一方、柿崎は、タイムカプセルから抜き取った1枚の絵を林田に見せていた。多村の描く絵のタッチに似ているという柿崎だが、林田は多村の絵ではなく、別の男・隆が描いた絵だという。「つまり…、そいつが多村のゴースト画家ってこと?」と柿崎。

そして、多村の新作発見の展覧会が開かれた。挨拶をする孝子。そこへ、「そんなの嘘よ。あんたの旦那は才能のない偽画家よ!」と言いながら、絵に近付く絵里。しかし、そこに飾られていた絵は、あの下手くそな絵ではなく、隆が描いたと思われる絵だった。柿崎は、あの幼稚な絵を公表すれば、多村優輝のブランドの価値は失墜する。だから絵を入れ替えたと孝子に説明。そして、多村のゴースト疑惑について孝子に詰め寄る柿崎。しかし、孝子は、「絵は両方とも主人が描いたもの。私の絵よ」という。

多村が残したラストリクエスト…。奥田の絵を愛していた多村。だから、もう1度、本来のあなたの姿であるあの絵を見て、絵を描き続けてほしい…。そして、あなたをこの世に残したい…

その夜、多村の展覧会場に忍び込み、自分の絵を持ち去ろうとしたのは、あの当たり屋の奥田だった。絵を抱え逃げようとする奥田と偶然遭遇した木村は、慌てて奥田を捕まえた。その頃、絵里のもとにいた柿崎は、あの絵を孝子に売って欲しいというが、絵里は拒否。しかも、あの絵のモデルは自分だという。そこで、絵の作者がホクロフェチだと見抜いていた柿崎は、絵里のホクロと絵に描かれているホクロを見比べる。そして、絵里は、多村が亡くなってから夫である奥田が行方不明になっていることを柿崎に告げた。そこへ、当たり屋の男が絵を盗んだ犯人だと警察から連絡が入った柿崎は、その男が奥田隆であることを知り、真相が全て分かったのだ。奥田は多村のゴーストだった。

多村から預かった絵里宛のラブレターをタイムカプセルに入れてしまった事が負い目となって、その復讐として多村は奥田が書いた絵を自分の作品として世に出した事を黙認していたのだ。ところがその絵が売れてしまい、多村は画壇のスターに祭り上げられてしまった。自分の実力を知る多村の苦悩は大変なものだったろう。多村は自ら命を絶つと同時に、同じように苦しんでいる奥田にも「自分を解放しろ」という意味を込めて、あの絵を残したのだ。多村のラストリクエストはしっかりと奥田に伝わった。

次回第11話(最終回)は、9月22日(木)よる11:59から放送

次回、いよいよ最終回!! 最後の依頼人は…、5年ぶりに再会した柿崎の愛娘。第11話は、9月22日(木)よる11:59から読売テレビ系で放送。お楽しみに!!

三上博史主演「遺産相続弁護士 柿崎真一」 公式サイト(http://www.ytv.co.jp/kakizaki/)

主題歌は、今大注目されている新世代のシンガーソングライター・出雲咲乃「世界のしかけ」 。あわせてこれまでのストーリーを見逃し配信でチェックしよう!!