松嶋菜々子主演の「営業部長 吉良奈津子」。フジテレビ系で9月15日(木)よる10時に放送された第9話では、吉良奈津子(松嶋菜々子)たち営業開発部のチームは、「シティドリンク」に向けたプレゼン資料作りを開始。しかし、敵はライバル広告店だけではなく社内にも…ついに過労で倒れてしまう奈津子。果たしてプレゼン資料は間に合うのか?

浩太郎のいない生活

奈津子は姑の小山周子(松原智恵子)に、壮太(高橋幸之介)の世話を頼むことになった。

「なんで専業主婦じゃいけないの?」と訊ねる周子に、「私は仕事が好きなんです」と素直に答える奈津子。ふたりは、ようやく本音で胸の内を打ち明けられる関係になっていた。

だが、夫の浩太郎(原田泰造)とは未だに別居状態。壮太には「パパはお仕事が忙しいから」と説明しているが…

ニューヨークにいる高木啓介(松田龍平)が電話をかけてきた。そこで奈津子は、衝撃的な情報を得る。

なんと社内までもが敵! 

コンペで万が一営業開発部が勝つと、存在価値が出てしまう。それでは海外大手の広告代理店との合併に差し障るので、「営業開発部に協力するな」という通達が、社内各部署に出ているというのだ。

このままではプレゼンの資料が作れず、コンペに参加すらできない。奈津子は斎藤良一常務(石丸幹二)に猛抗議するが、「おまえは昔から、褒めるより怒らせた方がいい仕事をする」とごまかされる。

孤立無援となってしまった営業開発部だが、奈津子はあきらめない。外部クライアントを口説き落とすつもりで作戦を立て直すよう、皆に指示を出す。
しかし…ここに来て疲れもピークの奈津子。ついに倒れてしまい、病院に担ぎ込まれることに。

ONE FOR ALL, ALL FOR ONE

命に別状はないものの、肝機能障害を起こしてしまった奈津子は、1週間の入院となってしまう。もうプレゼンの日がすぐそこまで迫っているというのに…
営業開発部の一同もすっかり落胆しているが、「最後まであきらめるな!」と皆を鼓舞するのは、かつてはちっともやる気のなかった米田利雄(板尾創路)。「私、負けるの嫌いだから」と言い続ける奈津子に感化されたようだ。

そこへ…高木がニューヨークから戻ってきた! 「そっち(ニューヨークのコンクール)は来年もあるけれど、営業開発部はあと1か月しかありませんから」。

高木の出現に、一気に盛り上がる営業開発部。社内の各部署にも、必要とあれば土下座までして協力を要請する。皆が邁進する姿は、まさに「ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために」。

コンペに勝つかどうかはまだわからない。けれども一同は、「仕事が好き」な奈津子にしっかり影響を受けている。そしてプレゼンのステートメント(宣言文)作りのため、母親1000人からアンケートを取るというハードなリサーチを、短期間でやり切った。

病院では、浩太郎が昏々と眠る奈津子の看病をするものの、どうしても声をかけることができない。「このままずるずるとした状況だと、離婚になりかねない」と気をもむ周子。

浩太郎は、奈津子にどういう態度を取っていいかわからないと悩んでいる。自分の弱さを素直に認めて、それを彼女の前にさらけ出せばいいと思うのだが…

部内にも敵が!

ついに完成したプレゼン資料。しかし…

資料のデータが消失している! 今から作り直すにはもう時間がない。米田は一条達哉(DAIGO)の仕業と睨むが、一条は知らぬ存ぜぬと涼しい顔。

一条に食ってかかる営業開発部の面々を抑え、米田は「おまえは本当は一緒に戦いたいと思っている」と語りかける。部長もそのことに気づいていたから、君に最後まで営業開発部として仕事をするように命じたのだ、と。

元々は優秀なクリエイティブ・ディレクターだった奈津子。クライアントの望むものを、CMという表現で具現化してきた。つまり「他人の心に寄り添う」ことができる人間だったから、一条の本音を見抜いたのだろう。米田も決して腕の悪い営業マンではない。彼もまた、「相手の気持ち」に寄り添えるからこそ、一条の心の内を探り当てたのだろう。

ついに深雪と決着をつける奈津子

そんな大ピンチを知らないまま、プレゼンが気になる奈津子のもとに、坂部深雪(伊藤歩)が訪ねてくる。

奈津子に嫉妬していたという深雪は、自分の胸の内をさらけ出す。ご主人は弱い人だから放っておけなかった、と。

申し訳ありません、と頭を下げる深雪に「謝られることじゃありません。これは私と夫の問題です」と冷静に告げる奈津子。深雪の行動は“自己満足”だと切り捨て、「夫は弱い人間じゃありません。最後は絶対私たちを守ってくれる」。

「あなたも向き合うところが違うんじゃないんですか?」と奈津子。これは深雪に向けた言葉だが、奈津子自身のことでもある。最後に彼女が向き合わなければいけないのは、深雪ではなく浩太郎なのだ。

席を立とうとする奈津子に、浩太郎とは何もなかったと告白する深雪。つまり“不倫”はなかったのだ。しかし、この一言で奈津子が全てを水に流す、とはならないだろう。最終回、彼女は浩太郎とどう向き合うのだろうか。

病室に戻った奈津子を訪ねてきたのは、何と一条。「あなたの可愛い部下たちが必死に探しています」と言って、プレゼン資料の入ったディスクを見せる。

「僕が盗みました」と言う一条。なにやら理由があるらしいのだが…

次回最終話は、9月22日(木)よる10時より放送

次回、営業開発部の運命は? 奈津子と浩太郎の関係は? 「営業部長 吉良奈津子」最終話は、フジテレビ系で9月22日(木)よる10時より放送。

見逃し配信、トピック情報もあるので、まずは公式サイトをチェックしよう。山下達郎による主題歌「CHEER UP! THE SUMMER」とあわせて、お楽しみいただきたい。

松嶋菜々子主演「営業部長 吉良奈津子」 公式サイト(http://www.fujitv.co.jp/kiranatsuko/index.html)