生瀬勝久が主演をつとめる、テレビ東京系の異色グルメドラマ「侠飯〜おとこめし〜」。とうとう迎えた9月23日(金)深夜0時12分放送の最終回、怒涛の最終局面でついに柳刃の正体が明かされます! 酒と涙と別れの侠飯、そして心に沁みる感動のエンディングへ。

ピリピリした朝の空気

「飯は食わん」。若水良太(柄本時生)が夕飯の買い出しのことを聞くと、柳刃竜一(生瀬勝久)は「今夜は夕食は必要ない」と言います。しつこくその理由を尋ねる良太に対して、火野丈治(三浦誠己)はイラついたように良太を送り出します。柳刃と火野のふたりだけになった部屋の空気は、いつになく緊張感が漂います。

大学で会った結城春菜(内田理央)と塩之谷洋介(戸塚純貴)も、よそよそしい表情をしています。柳刃が柳刃組の組長だと知った洋介は、警察に話そうと言いますが、良太は「柳刃さんは悪い人じゃない。命の恩人だ!」と洋介を説得します。納得した洋介が、探偵の甘利文彦(津田寛治)に依頼を白紙に戻してもらおうと電話を入れると、馴染みの刑事・桃井(小沢仁志)に柳刃のことを話してしまったところでした。そのことを柳刃に伝えるために、良太が走る、走る、走ります!

見せてくれます! 派手なアクションとすき焼きのシズル感

その頃柳刃と火野は、山盛組を襲撃するために山盛邸に向かっていました。そのふたりを大勢の私服警官が取り囲み、あわや逮捕! と思いきや「ご苦労さまです」と私服警官が頭を下げるではありませんか!? 開く山盛邸のゲート、銃声も飛び交う大乱闘の中をかいくぐり、山盛組組長・山盛哲司(渡辺哲)の元までたどり着いた柳刃と火野。山盛はひとり、最高級の肉ですき焼きを食べていました。その山盛に向かって火野が「警視庁組織犯罪対策部だ」と逮捕状を見せたのです! なんという展開、柳刃と火野は警視庁の《潜入捜査官》だったのです!

「いつ死ぬかわからないから、ちゃんとしたものを食べたい」と言っていた柳刃の伏線の種が、見事に開花する瞬間です。

別れのその時、最後の侠飯に涙する良太

夜になり明かりもつけずに、ぼんやりとテレビのニュースで見ている良太。ニュース映像は、良太の目の前で起きた山盛組組長の逮捕劇を報じています。そこへ柳刃と火野が最後の挨拶にやってきます。柳刃の任務は、山盛組の麻薬ルートの壊滅と山盛組組長の逮捕でした。冷蔵庫と包丁、新しいスーツを餞別として置いて部屋を出ていく柳刃に、良太が言います!

「飯、作らせてください!」

ドラマ「侠飯〜おとこめし〜」の最後は良太が作ります。良太が作る侠飯は、ご飯とネギの味噌汁と不揃いに切られたたくあんです。良太はこのシンプルな3品を自信を持って作ります。それを食べた柳刃は「良太、旨いぞ」と…。感極まりご飯が喉を通らない良太のために、柳刃が日本酒の1升瓶を持ってきて、ご飯に日本酒をなみなみと注ぎます。すごい、こんな食べ方があったとは!! 別れの杯ならぬ別れの侠飯を食べた良太は「侠(おとこ)の味でした」と、柳刃に伝えます。

良太は柳刃から「食べものの大切さ」を学びました。それはその後の良太の生活に生かされ、朝ごはんをきちんと食べ、柳刃からもらったスーツを着て、晴れて社会人としての1歩を踏み出すことに繋がります。

柳刃と火野は新たな任務を受け、「ホット&スパイシー」という屋台弁当屋を始めます。続編を匂わせるその店に番組スタッフがお弁当を買いに来て、感動のエンドロールへ! そして最後の最後、キャストとスタッフが暑い夏を走りきった充実の表情を見せてくれます。とりわけ中央で微笑む、制作監修の黒澤満氏の表情が印象深い集合写真として!

任侠×グルメ=粋な侠の味

任侠×グルメの飯テロドラマとしてスタートした本作は、良太の成長物語も描かれ、柳刃は料理を作ることによって、良太に大切なことを伝えてきました。主人公でありながらも、柳刃は良太が成長していく上での隠し味やスパイス的役割も果たしていました。泣けちゃうくらい素晴らしい味付け!柳刃のそんな一面に魅力を感じた柳刃ファンも多いと思います。柳刃流の任侠とは、まさしく「粋な侠の味」。手を合わせて良太のように大きな声で言いたい…
「ごちそうさまでした」!!

ドラマ24「侠飯〜おとこめし〜」 公式サイト(http://www.tv-tokyo.co.jp/otokomeshi)