広末涼子、伊藤淳史、濱田岳の3人が主演を務めるテレビ東京系列ドラマスペシャル「望郷」。9月28日(水)よる8時58分から放送されるこのドラマは、湊かなえの傑作ミステリー短編集「望郷」の3編をオムニバスドラマ化した意欲作だ。

淡路島に住み執筆を続ける原作者・湊かなえが、小説家として自分だから書ける物語は何だろう、と考えた時頭に浮かんだのは「島」。
同著者作品として「八日目の蝉」など、島を舞台とした小説はあったが、今回は短編集の中からの3編全てが “白綱島”を舞台にして繋がるという壮大なスペシャルドラマだ。

実際に瀬戸内海の島で撮影された美しい風景の中で複雑に絡み合う人間感情と、最後に訪れる衝撃の展開…。
湊かなえならではの恐ろしくも切ないヒューマンサスペンスドラマ。
必ずや人間ドラマの感動があるだろう…楽しみだ。

「みかんの花」あらすじ

主人公の富田美里(広末涼子)は、白綱島に暮らす主婦。
白綱島市は全国で唯一残る一島一市だったが、過疎化の勢いは止めることができず対岸の市に吸収合併されることになり、市では閉幕式が行われることとなった。

閉幕式で美里は久しぶりに姉の桂木笙子(水野美紀)と再会する。
笙子は20年前に上京して以来一度も帰省したことがなかったが、小説家として有名になり、来賓として閉幕式に呼ばれたのだった。
しかし、久々の姉妹の再会は、心地よいものではなかった。

20年前の夏、父を事故で亡くした富田家は母の富田安江(倍賞美津子)と姉妹の三人で必死に生きてきた。
そんな頃、都会からやってきたバックパッカーの男・奥寺健一(田中圭)に恋心を抱いた15歳の美里。
美里は健一とある約束を交わすが、その約束は守られず美里は笙子を憎むようになる。
そんな姉妹の間に20年が過ぎ、美里が笙子から驚くべき事実を聞かされ…。

「みかんの花」登場人物

姉に恨みを抱き続ける妹・富田美里役に広末涼子、都会で成功を収め故郷には帰らなかった姉の桂木笙子役に水野美紀。
そして、亡き夫のみかん畑を必死で守り続けながら、今は認知症を患う母の富田安江役に倍賞美津子。
みかん畑でアルバイトをしたことで富田家に居つくようになった奥寺健一役に田中圭。
笙子の同級生で20年前笙子と付き合っていた宮下邦和役で水橋研二が脇を固める。

「みかんの花」スタッフ

脚本はドラマ「ラブジェネレーション」「大奥」「ラストフレンズ」などの民放人気ドラマを手掛けてきた、浅野妙子が担当。
「あすなろ白書」や「イグアナの娘」などのヒット作を手掛け、最新作の映画「四月は君の嘘」が9月10日に公開された今注目の新城毅彦監督が演出する。

「海の星」あらすじ

白綱島出身の浜崎洋平(伊藤淳史)は、東京で妻の浜崎友美(紺野まひる)、息子の浜崎太一(五十嵐陽向)と3人で幸せに暮らしていた。
そんな洋平の元に、白網島にいた頃の高校時代の同級生、真野美咲(平山あや)から、ある日一枚のハガキが届いたことで、洋平の幼少期に起きた事件のある秘密が明らかになってゆく…。

それは20年前に突然姿を消した父親のことだった。
父親亡き後家庭を助けるために父親の釣竿で釣りを始めた洋平が海で知り合った「おっさん」。
美咲の父親であった「おっさん」がなぜ、洋平に近づいて来たのか…。
その本当の理由が明らかになる。

「海の星」登場人物

洋平の幼少期に加藤清史郎。
20年前洋平が小学6年生の時に「煙草を買ってくる」と言ったきり失踪した洋平の父親・浜崎秀夫役に橋本じゅん。
秀夫の失踪後、子供を育てるため昼夜を問わず働きながら夫を探し続ける母親の浜崎佳子役に若村麻由美。
洋平が海で知り合い、魚を分けてくれるようになる「おっさん」真野幸作役に、椎名桔平が配役されている。

「海の星」スタッフ

脚本は、「1リットルの涙」「恋するハエ女」「東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜」「花燃ゆ」などが代表作の大島里美が執筆。
監督は「ROOKIES」「とんび」「天皇の料理番」を演出した中前勇児。

「雲の糸」あらすじ

白綱島出身の人気アーティストの歌手・黒崎ヒロタカ(濱田岳)は、島の同級生・的場裕也から父親が社長を務める的場鉄工所の創業50周年の記念パーティーに出席して欲しいと誘われる。

しかし、ヒロタカは故郷に帰ることや、自分が白綱島の出身であることを知られたくなかったため、帰郷することに前向きになれなかった。
それは母の律子(麻生祐未)が起こしたある事件のために、人殺しの息子と言われ、少年時代はいじめられていたからだった。

裕也からの強引な誘いを断りきれなかったヒロタカは、しぶしぶ島の土を踏む。
島の人々の盛大な拍手や歓声に迎えられ7年ぶりに帰ってきた故郷で、ヒロタカはなぜか海に落ち、意識不明の状態に…。

「雲の糸」登場人物

母親が犯した罪の真相を知るヒロタカの姉・磯貝亜矢役に内山理名。
的場鉄工所会社社長・的場役に西岡徳馬。
罪を償い出所して、フェリー乗り場で掃除の仕事を続けるヒロタカの母親・磯貝律子役に麻生祐未。

「雲の糸」スタッフ

短編映画「一秒の奏でる世界」で脚本・監督を務め、ショートショートフィルムフェスティバル&ASIA2014 ジャパン部門優秀賞/東京都知事賞を受賞した、小寺和久が脚本を執筆。
映画「7s/セブンス」「全員、片思い」の藤井道人監督が演出。

6年ぶりのドラマ出演となる山崎まさよしが主題歌を担当。豪華音楽演出も見逃せない!

音楽ファンにとっても楽しみな演出がある今回のスペシャルドラマ。
ドラマ主題歌は山崎まさよしが書き下ろした「光源」。
主題歌の話が来た時、山崎氏はちょうど「望郷」の小説を読んでいたというので驚きだ。

そして、山崎氏は「雲の糸」の主人公・黒崎ヒロタカがミュージシャンとなるきっかけを作った先輩役としてドラマにも出演するという。
ヒロタカの物語は、山崎氏自身との経験ともオーバーラップしたということで、今回の役所を演じた姿を見逃せない。

主題歌「光源」は、劇中歌「空の果て」としても、ヒロタカがドラマの中で披露する。
そのレコーディングの現場に山崎氏も駆けつけ、濱田さんを激励したというので、山崎まさよしファンの皆様も、ドラマと主題歌が密接に繋がる今回のスペシャルドラマを是非お見逃しなく。

テレビ東京系列ドラマスペシャル「望郷」 9月28日(水)よる8時58分から放送

“白綱島”を舞台にして繋がるという壮大な愛想ミステリードラマ「望郷」。、テレビ東京系列にて9月28日(水)よる8時58分から放送。

広末涼子×伊藤淳史×濱田岳主演ドラマ「望郷」 公式サイト(http://www.tv-tokyo.co.jp/boukyou/)