NHKにて放送されてきた剣豪ドラマの7年ぶりの新作「正月時代劇 陽炎の辻 完結編 〜居眠り磐音 江戸双紙〜」[NHK総合 2017年1月2日(月)午後9:00〜10:29]の制作がスタートし、主演を務める山本耕史が意気込みを語った。

ドラマ「陽炎の辻」シリーズでは、2007年から2010年まで、3部にわたるドラマシリーズと2本の正月時代劇を放送。このたび制作がスタートした完結編は、全51巻、累計2000万部を超える平成のベストセラーである原作本、佐伯泰英著「居眠り磐音 江戸双紙」が今年ついに完結したタイミングに合わせて、90分拡大版の4K正月時代劇として放送されるもので、共演には中越典子、長塚京三、工藤阿須加、笛木優子、川村陽介、宇梶剛士、滝藤賢一、山崎銀之丞、小林隆、阿南健治、神野三鈴、山本學、辰巳琢郎(※)、佐藤B作、小松政夫、近藤正臣らが名を連ねる。

完結編の制作について、主演の山本耕史は「7年ぶりに演じることになった磐音は、今回父親になっているので、磐音なりの“父親の魅力”を出せたら、と考えています。殺陣師のスタッフの方と編み出した磐音ならではの剣法をご披露するのも、最後となりますので、十二分に楽しんで頂けるよう工夫します。今回の完結編まで登場することのなかった宿敵・田沼意次を演じられる長塚京三さんとのラストのシーンもじっくり味わって頂けると思います」と意気込みを語っている。

6歳の息子・空也の父となった剣豪・坂崎磐音、磐音を無き者としたい幕府の権力者・田沼意次、田沼意次を討つため磐音に協力を求める松平定信、三者三様の“父子の誓い”を胸に秘め、最終決戦の幕が上がるドラマ「正月時代劇 陽炎の辻 完結編 〜居眠り磐音 江戸双紙〜」。作品内容の詳細が気になる人は、続報のチェックをお忘れなく。

※辰巳琢郎さんの「琢」は点のついた旧字

<物語>

坂崎磐音(山本耕史)は、妻・おこん(中越典子)との間に六歳の長男・空也がいる立派な父親となり、町の小さな剣術道場主として穏やかな生活を送っていた。そこに一人の若侍が現れる。名は、松平定信(工藤阿須加)。現・白河藩藩主である。吉宗の孫として、かつては次期将軍の有力候補であったが、その聡明さを恐れた老中・田沼意次(長塚京三)によって、白河藩へと養子に出されていたのだ。若い定信は、父・宗武(山本學)の遺言である打倒田沼を果たすため、磐音に弟子入りを願う。一方、田沼の側近は、磐音と定信の邂逅(かいこう)を知り、新たな刺客を磐音たちにしむける。一剣術家として、ただ息子・空也の成長を願い、家族を守り抜きたい磐音だが、政治の権力争いの舞台に巻き込まれてしまう。やがて田沼の息子・意知(滝藤賢一)が江戸城内で襲われるという事件の背後に定信が浮かび上がり、定信の無実を信じる磐音は動き始める!