三上博史さんが演じる、読売テレビ系・木曜プラチナイトドラマ「遺産相続弁護士 柿崎真一」。9月22日(木)よる11:59に放送された最終話(第11話)では、最後の依頼人は柿崎の一人娘!! 愛する娘を守るため、柿崎は意外な行動に出る。妻の自殺、そして、柿崎の過去が明らかになった今回、葛藤と闘いながらも、大切な人を想いあう暖かい心が描かれ、感動の最終話となった。ゲストには、鈴木梨央が出演。

横浜の下町を舞台に、かつては腕のたつ弁護士であったが、ある案件で弁護士法に触れたことから弁護士としての信頼を失い、莫大な借金を抱えてしまった主人公・柿崎真一(三上博史)。しかし、法廷で争うことなく多額の報酬を得たことで味をしめた柿崎は、遺産相続専門弁護士になることに。そんな柿崎のもとに毎回、遺産相続のトラブルに巻き込まれた依頼人たちがやってくる。そこで、「安らかにお休みください」を口癖に、行き過ぎた常識・モラル・規制を超えて死者と向き合いながら、遺産相続をめぐる親族同士の争いを、とんでもない方法で解決しながらも、遺産に隠された本当の価値を探し出し、故人の想いを残された人々に繋いでいく、1話完結のオリジナルストーリーとなっている。

第11話…、最後の依頼人は愛娘

いつものように恋人の水谷美樹(酒井若菜)とホテルにいた遺産相続専門弁護士・柿崎真一(三上博史)のもとに、「ひさしぶり、パパ」と、突然現れた小学生の柿崎の一人娘・みなみ(鈴木梨央)。みなみは、「そろそろ教えてくれないかなー? どうしてママが自殺したのか?」と、母が残した遺書を取り出し、5年前に自殺した母・まゆみ(西山繭子)が自殺した理由を柿崎に尋ねるが、「分かんないんだよ…パパにも…」と柿崎。「逃げるんだ、そうやって」と、言い残し帰るみなみ。

そして、みなみは、柿崎の事務所を訪れ、丸井華(森川葵)や河原井正(豊原功補)に母が残した遺産の相談をしていた。まゆみは生前、作家の仕事をしていて、「アボカド大好き」という本を1冊だけ出版していた。その本が日本ではヒットしなかったが、フランスで大ヒットし、5億の印税が入ったという。その印税はまゆみの遺産となるため、夫である柿崎とみなみには半分ずつ受け取る権利があるのだが、みなみは柿崎には渡したくないという。そこで、「代理人になってくれませんか? お礼はこれだけ支払います」と5本の指を立てるみなみ。その金額に驚く華と河原井。そして、「ただし、条件がもうひとつ…」とみなみ。

亡き妻・まゆみが残した続編を巡り、忍び寄る魔の手──

その夜、柿崎が事務所に帰ると、怪しいマスクを被った黒服の男たちが部屋を荒らしていた。「何してんだ!!」と、柿崎。すると男たちは、柿崎の後頭部を殴り立ち去っていった。翌日、駆けつけた華、河原井、美樹。フランス語を話していた黒服の男たちの話をした柿崎。すると、華は、まゆみの本を手に取り、「これじゃないですか?」という。柿崎は、まゆみの本がフランスでヒットし、5億の印税が入ったことを知らなかった。そこで、河原井と華はみなみの話を持ち出し、寂しい思いをさせた罪滅ぼしに遺産を放棄したらどうかと勧める。「みなみから金を奪うつもりはない」という柿崎の言葉に思わずガッツポーズの華と河原井。

しかし、なぜ部屋が荒らされたのか、府に落ちない柿崎。すると、「問題は未発表の続編だ」と河原井。みなみは、この「アボカド大好き」には続編があり、フランスでは続編の原稿を巡って争奪戦が繰り広げられているのだが、しかし、その原稿は柿崎が持っていると話していたと河原井。そこへ、柿崎の携帯にみなみから電話が。みなみの部屋に泥棒が入ったという。急いで駆けつけた柿崎。しかし、柿崎の義理母・貞子(長谷川稀世)は、「よくもノコノコ来れたものね。いい? 金輪際、みなみにもこの家にも近よらないで。人殺し!!」と柿崎にいう。横浜の街を歩きながら、柿崎はまゆみのことを思い出していた。

5年ぶりに再会した愛しい娘に、柿崎が伝える最後のラストリクエストとは──

その後、柿崎の事務所を訪れていた美樹は、「本、読んだわよ。アボカドって真一のことだったんだ」という。アボカドとはフランス語で弁護士という意味で、まゆみの書いた小説は、作家と弁護士の恋愛小説だった。そこへ、華が駆け込んで来た。みなみが、怪しいマスクを被った黒服の男たちに誘拐されたという。同時に柿崎の携帯にも電話が入り、みなみを返してほしければ、続編を持って来いという。翌日、指示された倉庫へと向かった。「みなみを返せ!!」と、柿崎。そのとき、みなみが黒服の男の腕に噛み付き、続編の入った封筒を持って走り出した。一斉に発砲する男たちから、みなみを守るために銃を撃つ柿崎。人殺しになってしまうと柿崎を心配するみなみ。しかし、柿崎は、みなみを守るためなら構わないという。そんな柿崎の言葉に、「バッカじゃないの?」とみなみ。みなみは、続編が読みたいがために、河原井にお願いして芝居していたという。そこへ、華たちが現れ、黒服の男たちは芝居ではなく本物だという。驚くみなみ。その瞬間、柿崎の胸に拳銃の弾が…。

弾丸に倒れた柿崎は、みなみに原稿を渡した。しかし、中身は白紙の原稿用紙。まゆみは、続編など書いていなかったのだ。そして、柿崎はまゆみの遺書を取り出し、アラビア語で遺書に書かれていたメッセージをみなみに告げた。“ヤーアプルニー"、日本語に訳すと、“あなたが私を葬る"。つまり、その人なしでは生きられない。だから、その人の前で死んでしまいたいという意味であり、仕事に打ち込むあまり、まゆみの気持ちに気付いてやれなかったと柿崎。そして、柿崎は、まゆみの残したラストリクエストが分かるようになりたくて、遺産相続専門の弁護士になったという。

しかし、銃に撃たれたはずの柿崎。これもまた、柿崎が河原井に頼んで仕掛けた芝居であった。「めんどくさいね…。オトナって」と微笑むみなみ。

みなみを想う柿崎の愛。そして、寂しさを堪えてきた娘・みなみの父への想いが、これまでのすべてを繋いでいく…

そのとき、再び銃声が鳴り響いた。倒れこむ柿崎。その先には、拳銃を持った柿崎の義理母・貞子の姿が…。「私は、許さない」と貞子。駆け寄るみなみに、「みなみ…、愛してる…」と言い残し息絶える柿崎。「パパーーー」と涙を流し柿崎にすがりつくみなみ。次の瞬間…、「やったぜ!! みなみを泣かせた!!」と、目を開け、貞子とハイタッチする柿崎。柿崎は、まゆみが自殺してから5年間、みなみはずっと我慢ばかりしてきた。そこで、貞子と柿崎はみなみに一芝居仕組んだのであった。みなみを強く抱きしめた柿崎。そして、これまで言えなかった一言をまゆみに向けて呟いた。
「まゆみ、5年かかったよ…。安らかにお眠りください」。

主題歌は、今大注目されている新世代のシンガーソングライター・出雲咲乃「世界のしかけ」 。あわせてこれまでのストーリーを見逃し配信でチェックしよう!!

三上博史主演「遺産相続弁護士 柿崎真一」 公式サイト(http://www.ytv.co.jp/kakizaki/)