今週9月30 日(土)夜9時からの<金曜プレミアム>は、アーノルド・シュワルツェネッガーを一躍スターに仕立て上げたSFアクション映画「ターミネーター」シリーズの第4弾! 今回はシリーズ中、初めて近未来が舞台。人類の将来の鍵を握るジョン・コナーと謎の人物マーカス・ライトによる、マシーンとの壮絶な戦いが繰り広げられます。

「ターミネーター」シリーズのおさらい(ネタバレ注意!! )

今さらながら、シリーズを簡単に振り返り、重要キーワードをおさらいしましょう。「ターミネーター」シリーズとは、人口知能「スカイネット」率いるマシーンと人類の時空を超えた戦いを描いた作品です。

「スカイネット」が引き起こした核戦争(「審判の日」)で、人類のほとんどは死滅。しかし2029年、生き残った人類のリーダー、ジョン・コナーがマシーンに反旗を翻して抵抗軍を結成すると、壮絶な反撃に挑みます。
これに脅威を感じた「スカイネット」は、ジョン・コナーが生まれる可能性を潰すため、その母親のサラ・コナーを抹殺するべく、殺人マシーンT-800を1984年に送り込みます。これがシュワルツェネッガー演じるターミネーターです。

「スカイネット」の計画を知った人類は、兵士カイル・リースを1984年に送り込みます。T-800との激しい戦いの中、カイルとサラは恋に落ち、ふたりの間にジョンが生まれるのでした。

「ターミネーター2」では、新たなターミネーターT-1000が1994年に送り込まれ、ジョンの命を狙います。そんなジョンを助けたのは、意外にも前作では敵だったT-800でした。未来のジョンが過去の自分を守るために、T-800を再プログラムしたのでした。

「ターミネーター3」は、2004年が舞台。1997年に起こるはずだった「審判の日」は過ぎ、人類は最悪の危機を回避したかに見えましたが、再びジョンの前に未来から送られたターミネーターT-Xが登場。それを追って、T-800の改良型であるT-850も姿を現します。

サラはすでに他界しており、ジョンは後に妻となるケイト、そしてT-850と共に、T-Xの追撃から逃げることになります。

彼らは元凶である「スカイネット」の破壊を試みますが、その正体は固定された中枢システムではなく、ネットの海に拡散した人工知能プログラムでした。そして…ジョンとケイトが核シェルター内にいる間に、「審判の日」の核戦争の火ぶたは、切って落とされてしまうのです。

「ターミネーター4」のあらすじは?

今回の物語の舞台は2018年。「審判の日」を経験した、核戦争後の近未来です。ジョンは抵抗軍を率いてマシーンと戦う日々を送っています。そんな中、マシーンたちが人間を生け捕りにするようになったと気づきます。

もしかすると、人体の組織を用いた人造人間を作ろうとしているのでは? それはT-800の開発が始まったことを意味していました。

ジョンは、マーカス・ライトという謎の人物と出会います。彼の体の一部はマシーンでした。ターミネーターの一種と警戒するジョンに、マーカスは自分は人間だと主張。彼は2003年に死刑囚として処刑されたのち、献体をしていたのですが、意識を維持したまま未来の世界で覚醒したのでした。

後にジョンの父親となるカイル・リースを「スカイネット」が追っていると知ったジョンは、マーカスと共にカイル救出へと向かいます。果たして彼らはカイルを見つけ出して、“正しい過去”を守れるのでしょうか?

見どころ

SF作品で時空を超えた素材を扱うとなると、どうしてもパラドックスが生じます。どの過去が正しい過去で、何をいじると未来が変わるのか…ってしみじみ考えるとややこしいもの。

ここはあまり細かなことは気にせずに、楽しんでしまうのがお薦め。これまでのシリーズをすでにご覧になっている方は、過去の作品の小ネタがこんなところで使われてる! と楽しむのも面白いでしょう。シュワルツェネッガーも、ユニークな形でちらりと登場します。

今回初登場するマーカス・ライトは、これまでの「ターミネーター」シリーズにはなかったタイプのキャラクター。元々は人間だったことが明示されてますから、ちょっと“人造人間の悲しみ”的な要素もあります。特に覚醒直後、状況が全くわからないまま戦いに巻き込まれてしまう様子には、シンパシーを覚えます。

キャスト陣も魅力的

ジョン・コナーを演じるのはクリスチャン・ベール。悩めるヒーロー、エキセントリックなトレイダーから詐欺師まで、とにかくあらゆる役になり切る演技派。実はその映画デビュー作品はスピルバーグ監督の「太陽の帝国」なのです。当時まだ13歳!

マーカスを演じるのはサム・ワーシントン。「アバター」や「タイタンの戦い」で知られる、筋肉ばっちりの肉体派ですが、どこか繊細な雰囲気も。そんな彼の特徴がよく生かされたスリラーが「崖っぷちの男」です。

カイル・リースを演じるのは、今年6月、不幸な事故で早逝してしまったアントン・イェルチン。間もなく日本でも公開される「スタートレック BEYOND」のパヴェル・チェコフ役でもおなじみですが、ここでは主役を演じている「フライトナイト/恐怖の夜」をお薦めします。

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<金曜プレミアム>「ターミネーター4」はフジテレビ系で9月30日(土)よる9時より。

<金曜プレミアム>「ターミネーター4」 (http://www.fujitv.co.jp/b_hp/160930kinpremium/index.html)