2003年に小雪と嵐の松本潤主演でテレビドラマ化、2011年には韓国で映画化もした人気コミック「きみはペット」が、キャストを一新し13年ぶりに再びテレビドラマ化されることが決定しました。放送開始に先立ち、あらすじを含めながら作品や、ペット“モモ”の魅力をご紹介します。

家の前に段ボール…捨て犬?捨て猫?人間!?

新聞社に勤める巌谷澄玲(いわやすみれ:スミレと呼ばれることが多い)は、容姿端麗、頭脳明晰なキャリアウーマン。そんな彼女は5年間交際していた男性に浮気をされ破局、おまけに酔って絡んできた上司を殴ってしまい外報部から生活情報部へと左遷されてしまいます。
失恋と左遷でストレスの溜まる日々を送っていたある日、スミレは自宅の前に巨大な段ボールが転がっているのを発見します。誰かが粗大ゴミの置き場所を間違えたのかと思った矢先、隙間から覗くものが視界に入った瞬間、それが1人の青年だということが判明しました。
そのまま見捨てることもできず、家に招き入れ料理を振る舞うスミレ。人懐っこく、愛嬌のある青年の姿に昔飼っていた愛犬の面影を見た彼女は、翌日出ていく気配がない青年に1つの提案をします。それがこの作品のタイトルにもなっている、ペットとして飼われることでした。
スミレ自身も流石に引かれるだろうと思いながら出した条件でしたが、なんと、青年は快諾してしまいます。ペットだから好きな名前を付けていいという彼の言葉にスミレは愛犬と同じ”モモ”という名前を青年に名付けました。
この日から1組の男女の、”ふたり”ではない、”ひとりといっぴき”という奇妙な同居生活が始まります。

”愛情”の種類。

1つ屋根の下で共に暮らし、時には1つのベッドを使うこともあるスミレとモモ。それだけを聞くと交際していると思われそうな2人。しかし、あくまで飼い主とペットという枠組みからは外れていません。
好きな異性に向けるものとは違う種類の好意は、他人から見たら理解できないものかもしれません。それでも2人にとってはこれも1つの愛情の形なのです。
それを是とするか、非とするかは、ぜひご自身で読んで判断されてください。

小雪&松本潤の、飼い主とペットな関係。

2003年4月から6月まで放送されたテレビドラマ版「きみはペット」。女優として活躍している小雪はこの作品で初の連続ドラマの主演を、松本潤もTBSの連続ドラマで初のレギュラー出演を果たしました。
クールビューティーなスミレの内面の繊細さを見事に演じた小雪の演技もさることながら、スミレに対し従順で可愛げのあるモモを演じた松本潤の演技も見どころとなっています。
また、当時小雪は27歳、松本潤は20歳。原作のスミレとモモの年齢と一致していることもあり、原作の雰囲気をより感じられる映像となっています。

入山法子&志尊淳の、美女と美少年。

小雪と松本潤が演じたスミレとモモから13年。再びテレビドラマとして「きみはペット」が実写化されることとなりました。
今回飼い主であるスミレを演じるのは、数々の映画やドラマ、CMに出演している女優の入山法子。特撮ドラマや舞台で活躍している志尊淳がペットであるモモを演じます。
2人を取り巻く個性豊かなキャラクターたちを演じるキャストもすでに発表され、豪華な顔ぶれとなっています。全16話となる予定の今作。前作とはまた違う雰囲気となるのではないでしょうか?

2016年5月現在、累計発行部数420万部を突破、第27回講談社漫画賞少女部門を受賞した、小川彌生が描く異色ラブコメディ、「きみはペット」は、2005年に完結しているにもかかわらず未だ根強い人気を誇る作品です。
一新されたキャストで繰り広げられるスミレやモモたちの活躍を楽しむ前に、原作に目を通してみてはいかがでしょうか?また、テレビドラマ版の違いを探すのも面白いかもしれませんね。