2008年に放送され大ヒットを記録したドラマ『ROOKIES』。このドラマには、市原隼人、佐藤隆太など実力派俳優の他にも、佐藤健や桐谷健太を始めとするブレイクする前の俳優が多数出演していた。多くの視聴者に感動を与えた名作ドラマに出演していた意外な出演者を含め、魅力を紹介していこう。

不良たちが甲子園を目指す青春ドラマ

『ROOKIES』は、1998年より『週刊少年ジャンプ』に連載されていた森田まさのりのマンガが原作となっている。
主人公の川藤幸一(ドラマで演じたのは佐藤隆太)は、熱い心を持った高校教師。二子玉川学園高校、通称ニコガクに赴任するところから物語は始まる。
ニコガクには、以前試合中に不祥事を起こしてしまったため活動停止状態となっている野球部が存在していた。ある日、川藤は野球部をもう一度復活させたいと願う生徒・御子柴(ドラマで演じたのは小出恵介)と出会う。御子柴の気持ちに共感した川藤は、この想いを叶えるべく行動するものの、他の野球部員は全く応じない。
しかし、本音で生徒たちとぶつかる川藤の想いが、徐々に野球部員たちの心を動かしていく…。
高校野球を通じて生徒たちを更生させようとする熱血教師。そして、紆余曲折しながらも夢のために這い上がる高校生たち。彼らの成長が描かれた作品である。

教師や生徒役に起用された人気俳優たち

『ROOKIES』には、数々の豪華なキャストが出演した。
熱血教師・川藤役は、『木更津キャッツアイ』などにも出演した佐藤隆太。不良学生の中心的人物とされるピッチャー・安仁屋は『ヤンキー母校に帰る』に出演した市原隼人が演じた。野球部キャプテンに任命される御子柴は、『ごくせん』にて生徒役を務めた小出恵介が担当。不良グループのトップである新庄を『天地人』の真田幸村役・城田優が務めるなど、実力派俳優が名を連ねた。その他、中尾明慶、川村陽介、尾上寛之らも野球部員として登場している。

ドラマ出演がきっかけとなりブレイクした俳優も

このドラマで特に一躍人気者となったのは、岡田優也役の佐藤健と、平塚平役の桐谷健太だろう。
本ドラマで佐藤は、ドレッドヘアでクールな中に熱い想いを持つ生徒を演じている。その後は、『とんび』や『天皇の料理番』など数々のドラマや舞台に出演。映画「何者」(2016年10月15日(土)全国東宝系ロードショー)の公開も控えている。

また、今年「浦ちゃん(浦島太郎)」として歌ったCMソング『海の声』にてミュージシャンとしてもブレイクを果たした桐谷。彼が演じた役は、野球センスはないものの顔面に向かってくるボールを見事に打ち返すなど、非常にコミカルなキャラクターである。桐谷は今年10月より放送される月9ドラマ『カインとアベル』への出演が決定。山田涼介演じる主人公の兄・隆一役を務める。

教師と生徒との本気のぶつかり合いが魅力

『ROOKIES』の魅力と言えば、熱血漢の教師・川藤が生徒たちと真正面に向き合う姿にあるだろう。
教師による裏切り、責任転嫁によって夢も希望もなくしてしまった不良生徒たち。そんな彼らに川藤は熱い言葉を投げかけるが、生徒たちはすぐに納得するわけではない。川藤に殴りかかることもあるが、いくら血まみれになろうとも川藤は生徒たちから逃げないのだ。
これぞ青春・熱血という演出にこそ『ROOKIES』の魅力があり、視聴者側も熱い涙を流してしまう。

『ROOKIES』では野球のシーンが数多くあるが、野球を知らない方でも十分楽しめる内容となっている。現在活躍中の俳優たちがどのような演技を魅せていたのか確かめるのも面白いだろう。
なお、『ROOKIES』は映画化もされており、そちらも注目である。