2017年NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の浜松ロケ取材会が、2016年10月7日(金)静岡県浜松市にて行われた。9月6日にスタジオクランクイン後、衣装姿初お披露目の場となった今回の取材会では、2017年2月19日(日)放送予定の第7回のシーンが収録され、柴咲コウ、三浦春馬、高橋一生、前田吟が、撮影の感想や意気込みなどを語った。

今川家による井伊家領地のはじめての検地。直親(三浦春馬)は、直平(前田吟)の領地・川名の●隠し里″を検地帳に記載せず、隠し通すことに決める。もしもの時に井伊の民を守るため最後の砦としてとっておきたかったからだ。しかし、今川家の目付も担っている政次(高橋一生)には、隠していることが今川家にばれた時にその立場が危うくなることを心配して、その事実を伝える。一方、直親に頼まれ、次郎(柴咲コウ)は、検地が円滑にいくよう検地役人について情報収集していた。そして、やってきた検地当日。検地役人が隠し里の入り口を見つけてしまい…。

主人公・井伊直虎役の柴咲コウは「静岡はすごくゆかりのある土地で、8歳の頃から夏休みに掛川のあたりの知り合いの家で、夏休みのを過ごしたりしていたので、夏休みの記憶は、静岡の記憶というくらい縁がある場所」と静岡での思い出を振り返り、「今こうやって撮影して、土地の人と交流を持ったり、顔を見て応援していますって言われると、それが励みになって、1月から放送が始まるというのを再認識して、集中して撮影に臨もうという意欲が湧いてくる」と、自身ゆかりの地での撮影からパワーをもらったことを明かした。

また、直虎のいいなずけ・井伊直親役の三浦春馬は「この大自然を背負いながら、こうして芝居ができることを、本当にうれしく思っています。スタジオに入ってからも、こんな自然の中で育った直親、そののびのびとした芝居を、現場の中で届けられたら」、井伊家筆頭家老・小野政次役の高橋一生は「日本の原風景といいますか、稲田があって、こんなところでお芝居をさせていただけるなんていうのはもう、本当に芝居のスイッチがとても入りやすいです」と、それぞれ今回の浜松ロケの感想を語り、直虎の曽祖父・井伊直平役の前田吟は「僕は前半だけ(の出演)ですけど、若手の素晴らしい演技者と一緒にできることが本当にうれしくて、なるべく最後まで倒れないように頑張りたい」と意気込みを述べた。

2017年NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」は、同年1月8日(日)から1年間放送予定。作品内容の詳細が気になる人は、続報のチェックをお忘れなく。

■柴咲コウ(主人公・井伊直虎 役)コメント

私にとって静岡はすごくゆかりのある土地で、8歳の頃から夏休みに掛川のあたりの知り合いの家で、夏休みのを過ごしたりしていたので、夏休みの記憶は、静岡の記憶というくらい縁がある場所です。浜松は音楽活動の全国ツアーで足を運んでいて、(浜松の人は)温かい人たちだなあ、という印象がすごくあります。そんな中で今こうやって撮影して、土地の人と交流を持ったり、顔を見て応援していますって言われると、それが励みになって、1月から放送が始まるというのを再認識して、集中して撮影に臨もうという意欲が湧いてくるな、と感じています。

■三浦春馬(直虎のいいなずけ・井伊直親 役)コメント

この大自然を背負いながら、こうして芝居ができることを、本当にうれしく思っています。スタジオに入ってからも、こんな自然の中で育った直親、そののびのびとした芝居を、現場の中で届けられたらいいなと、思います。

■高橋一生(井伊家筆頭家老・小野政次 役)コメント

日本の原風景といいますか、稲田があって、こんなところでお芝居をさせていただけるなんていうのはもう、本当に芝居のスイッチがとても入りやすいです。本当に幸せな中で撮影ができていて、キャストの皆さんたちとも楽しく作れていると僕は思っていますので、早く皆さんに見ていただけたらと思っています。もうワクワクして、撮影がとても楽しいので、そのままそれを届けられたらと思っております。

■前田吟(直虎の曽祖父・井伊直平 役)コメント

十年ぶりの、「功名が辻」以来の大河ドラマ出演で、ひいおじいちゃんをやるから、本当はもっと歳の人じゃないといけないんだけど、まあ元気のいいひいおじいちゃんで、僕でいいだろうということで、僕はセットでもう最初3話ぐらいまで撮りました。今回は浜松での一年間だということで、僕はあの、前半だけ(の出演)ですけど、若手の素晴らしい演技者と一緒にできることが本当にうれしくて、なるべく最後まで倒れないように頑張りたいと思います。

■2017年 大河ドラマ「おんな城主 直虎」

放送予定:2017年1月8日(日)から1年間
制作スケジュール:2016年9月6日 クランクイン

<物語>

 遠江の井伊家当主・井伊直盛(杉本哲太)と妻・千賀(財前直見)の間には跡を継ぐ男子がなかった。そこで直盛は一人娘・おとわと分家の嫡男・亀之丞を婚約させ、亀之丞を次の当主にするつもりだった。ところが今川への謀反を疑われた亀之丞の父・井伊直満(宇梶剛士)が、申し開きに出向いた駿府で殺害されてしまう。このころ井伊家は強大な今川の支配下にあったため、亀之丞も命を狙われ逃亡し、以降行方知れずになる。
 直満の謀反を今川に告げて井伊家を窮地に陥れたのは、家老の小野政直(吹越満)と噂される。政直は自分の嫡男・鶴丸とおとわを婚約させ井伊家を乗っ取ろうとするが、おとわは亀之丞とのある「約束」を守るため、誰とも結婚できないよう出家してしまう。こうしておとわは「次郎法師」という名で仏門に入ることになる。 
 そのころ、駿府では今川義元(春風亭昇太)とその母・寿桂尼(浅丘ルリ子)が、強大な領国支配をおしすすめ、全盛期を築き上げていた。
その勢力は駿河・遠江(現在の静岡県)から三河・尾張(現在の愛知県)にまで及び、のちに徳川家康となる松平竹千代(阿部サダヲ)も今川の人質として駿府で少年時代を過ごしていた。義元の嫡男・今川氏真(尾上松也)は父と祖母の庇護のもと、わが世の春を謳歌していた。
 一方、井伊谷では家老の小野政直が病死し、かつての鶴丸こと小野政次(高橋一生)が跡を継ぐことになった。そんな中、亀之丞(三浦春馬)が生きていることが分かる。亀之丞は井伊谷へ無事帰還を果たすが、出家した次郎法師(柴咲コウ)にはもはや結婚はかなわない。亀之丞は井伊家を継ぐために直親と名を変え、奥山朝利(でんでん)の娘・しの(貫地谷しほり)と結婚する。
 そんな中、尾張の織田攻めに向かった直盛が、今川義元もろとも桶狭間の戦いで討死してしまう。跡を継いだ直親も今川氏真により暗殺され、曽祖父・直平(前田吟)や重臣たちも次々と戦死。井伊家の男たちはこうして皆死んでしまった。直親の嫡男、幼い虎松をのぞいて…。
 井伊家を誰が継ぐのか。龍潭寺の南渓和尚(小林薫)は、次郎法師を虎松の後見につける、という驚くべき案を出す。次郎法師はついに自ら「直虎」と名乗り、虎松の後見人として城主になる。直親との幼い日の誓いを背負って。
 しかし戦乱続きで疲弊した家臣団は失望の色を隠せない。女に何ができるものか。家老となった小野政次は「最後までやり通す覚悟があるのか」と直虎をけん制する。直虎の生来の負けん気が頭をもたげる。
 持ち前の機転と交渉力で今川に女が城主になることを認めさせた直虎は、続いて復興政策を進める。商人・瀬戸方久(ムロツヨシ)の力も借り、これまでにないアイデアを繰り出す直虎。一歩一歩自分の足で確かめ、自ら汗を流して働く直虎に、家臣たちの見る目が少しずつ変わっていく。
 直虎は、ひ弱な虎松を寺で教育しようとして虎松の母・しのと激しく対立する。しかし直親との約束を守ろうとする直虎の思いが、虎松の奮起を促す。この虎松こそが、のちに「徳川四天王」の1人に数えられる井伊直政(菅田将暉)である。
 今川氏の凋落は、遠江を新たな戦乱に巻き込んでいく。北から甲斐の武田信玄が、西から三河の徳川家康が井伊領を虎視眈々とねらう中、直虎は城主としての真価を問われる。この絶体絶命のピンチをどう生き延びるのか?井伊直虎一世一代の作戦が始まる!