山田孝之主演、テレビ東京系ドラマ24「勇者ヨシヒコと導かれし七人」。10月7日(金)深夜0時12分に放送された第1話は嬉しい裏切り。予告通りじゃないスタートだった。

始まった。始まってしまった

今までになく、セリフ的にも開き直って○ラクエパロディーを押し出し、いきなり魔王バルザスとの決戦からスタートした「勇者ヨシヒコと導かれし七人」。
シーズン2で有った、「100年経って…」などと言う前置きは一切無し! 前回の冒険からの時間軸は「もうシーズン3なんだから」(by.メレブ=ムロツヨシ)という、大人な処理でさくっとクリア。
山田孝之や木南晴夏がインタビューで答えていたように「4年も経って、(役が)できるのかなと不安だったが、撮影に入ったら全然問題なかった」という通り、観てるこちらも問題なかった! 旧友に会えたような自然体。

本編レビュー前に、触れておきたい主題歌

シーズン3にして驚きの主題歌がついた。専用の歌詞に、ちゃんと「ヨーシーヒコー」と名前も入っている…!
今までの主題歌も良かったが、単純に嬉しい。影山ヒロノブが歌ってるじゃん!
さらなる○ラクエとの絆を感じてしまう。だって、ほら、あちら様のキャラクターデザインは彼の方で、彼の方の作品と言えばまあ、主題歌影山ヒロノブ? 的な。
歌っているのは、JAM Project(影山ヒロノブはメンバーの一人)、「The Brave」という書き下ろしの新曲。

愛すべきグダグダとゆるゆるです

今回、スタートから魔王バルザスとの決戦でヨシヒコ(山田孝之)たちパーティーが装備していたのは、背中のカゴいっぱいの薬草。
笑える。シュールすぎる。レベルが達せずしてラスト決戦に入ってしまったパーティーが頼るのは薬草しかない。全滅寸前で呑気にムシャムシャ薬草を食べるパーティーヨシヒコに、同情を禁じ得ない。みんな体験したことある焦燥感だな。
あえなく全滅した彼(彼ら?)にカタコトの日本語できびしくツッコミ入れる教会の神父(鎌倉太郎)に爆笑。

記念すべき第一回目の闘いハイライト

仲間を生き返らせるお金を稼ぐため、闘いまくるヨシヒコ。毎度のキメラやずらりと横並びのスライム。スライムハリボテは、一匹一匹目の大きさが違う。たまらない手作り感。
ラリホーかけられて幸せそうに立ったまま眠り、微笑みの寝顔で攻撃を受けるヨシヒコ。いいわ。
そして、今回絶対見逃してはいけなかった戦闘シーンはメダパニる(混乱する)ヨシヒコ。最高だった! こんなにも忠実に例の世界を再現できる俳優は他にいない!

ゲストはこちら

今シーズンもゲスト敵キャラが毎回登場する。記念すべき第1回目は菅田将暉。
あれ…このメンツ、デジャヴ…と思ったら、映画「闇金ウシジマくん Part2」のメンバーだ。
菅田将暉とムラサキ(木南晴夏)とヨシヒコ。ちなみに、メレブ(ムロツヨシ)もウシジマくんPart1に出ていた。
菅田将暉の山賊と、全く顔がちゃんと映らなくて寂しい、忍者(戸塚純貴)のグダグダアドリブシーンが微笑ましかった。

今週の野営

毎度お馴染みの、メレブ&ムラサキの新呪文と新特技を披露する、野営シーン。
今回、メレブの「相手に腹を立てて相撲で決着をつけたくなる」呪文をかけられ、吹っ切れたシコふみと土俵入りを見せてくれたムラサキにもう愛情しか感じない。
そして、バカバカしさに爆笑したメレブの新呪文は「ワキガンテ」。察っせる通り、かけた仲間の体臭を恐ろしく臭くすると言うもの。
ヨシヒコが実験でかかり、危うくパーティー全滅しかける破壊力。「おえっ」と吐き気を催すダンジョーさん(宅麻伸)になんだか胸キュン。他では観られない宅麻伸。

たっぷり遊んだ約20分

やっと旅のお告げを出す仏(佐藤二朗)が空に現れたのは放送終了5分前。
魔王バルザスをやっつけ、エンディングが始まりそうになってから。ここで初めてこちらも気づく。「あれ? これ、最終回のノリじゃない?」と。仏の「初回でーす!」というツッコミが自分の気持ちとシンクロして笑った人も多かったのでは。
相変わらずアドリブとセリフの境目の曖昧な仏の独壇場をゆるゆると見届けながら、ヨシヒコ帰還の喜びを噛みしめる。
今年いっぱいは放送予定。週末の楽しみが増えた。第一回目を見逃した人は、視聴予約を。

次回第2話は、10月14日(金)深夜0時12分より放送

ヨシヒコたちは天空の魔王を倒すため、運命の玉を持つ7人を探す旅に出た。最初の村、カルバドにやってきたが、人の気配がない… 次回第2話は、テレビ東京系で10月14日(金)深夜0時12分より放送。

山田孝之主演「勇者ヨシヒコと導かれし七人」 公式サイト(http://www.tv-tokyo.co.jp/yoshihiko3/)