2016年10月14日(金)テレビ東京系「金曜8時のドラマ」枠で、市川海老蔵主演「石川五右衛門」(毎週金曜よる8時から)が放送スタート。初回は2時間のスペシャル・バージョン。市川海老蔵が連続ドラマに主演するのは襲名後、初めて。テレビ東京としても時代劇放送は8年ぶり。総力を結集した話題の作品である。時は安土桃山、豊臣秀吉(國村隼)の治世である。京都三条河原に大勢の野次馬が集まり、盗賊・石川五右衛門(市川海老蔵)の処刑が行われようとしていた…。

いま歌舞伎界をけん引しているのは間違いなく市川海老蔵。公私ともに話題となっているが、歌舞伎にかける情熱は映画・テレビへと多岐にわたり、市川新之助から“市川海老蔵”へと襲名してからも、歌舞伎の世界を分かりやすく大衆にアピール。八面六臂の活躍である。
そのひとつが2009年に八月歌舞伎(新橋演舞場)で上演された新作歌舞伎「石川五右衛門」の映像化。本作品はその時の演目をテレビドラマ風に脚色。さらに娯楽性あふれた内容となっている。
脚本は歌舞伎「石川五右衛門」の時と同様に、漫画「金田一少年の事件簿」、「神の雫」の原作者・樹林伸が手掛けている。漫画の世界と歌舞伎の世界がコラボ。ストーリーも史実を踏まえながら奇想天外な幕開けとなった。

「初回2時間スペシャルのあらすじ」

時はいまから400年以上前の安土桃山時代。織田信長による政権が確立し、豊臣秀吉が天下統一を成した頃のお話である。
戦国時代も終わり、庶民の暮しもようやく安定期に入り始めたのも束の間。世相の安定を背景に桃山文化は変質し、歌舞音曲に明け暮れる大名や商人の金持ち世界と、今日の飯にもありつけぬ庶民の貧乏世界とがくっきりと枝分かれし、貧富の差がはっきり現れ出した。まるでそれは現代のように…。
関白となった秀吉は思うままに権勢を誇り、家臣たちは富を独占。そんな時、困窮を極めた庶民の心の支えとなったが「白波夜左衛門一座」。貧しいながらもひと時の憩いを求め、芝居を見てはこころを慰める場所であった。
その座頭・白波夜左衛門こそが、なんと天下の大泥棒・石川五右衛門の仮の姿だった。

その五右衛門が京都三条河原でさらしものになっている。固唾をのんで見守る大勢の野次馬。その中には五右衛門が各大名から盗み出した金銀で、親子心中を免れた庶民もいる。京都市中を裸馬に乗せられ、庶民から石つぶてを投げられるのが大方の罪人の決まりだが、義賊・石川五右衛門に助けられてきた庶民は、感謝することはあっても恨むものは誰一人いなかった。
その庶民の視線を背中に浴びながら、煮立った巨大な大釜への階段を登る五右衛門。五右衛門は笑みを浮かべながら辞世の句を述べ、濃霧が辺りを包む中、その身を投げ入れる…。
初回2時間スペシャルは、出だしから石川五右衛門釜ゆでの図とあいなった。

時はこれより数年前。
「おい何だってな。近頃、あの芝居小屋の出し物が面白いって、評判じゃねえか!」
庶民の間で話題になっていたのが「白波夜左衛門一座」。時の関白を揶揄したり、強きものを挫き、弱きものを助ける演目が、見に来る人たちにとっては胸のすく思いだった。
その「白波夜左衛門」一座の頭として仲間を束ねているのが、実は世を忍び、権力者・豊臣秀吉に逆らう天下の大泥棒・石川五右衛門。
ふだんは大名や大商人から財宝を盗み、庶民たちに金品を分け与える闇のヒーロー。
そして…。
何につけ華やかな事を好む秀吉は、側室の茶々(比嘉愛未)に10日の間に、総金箔の五重の塔を完成させると宣言する。しかしこれが庶民の生活にさまざまな害悪をもたらすことに…。
役者稼業は底辺からモノを見つめるのが生業。庶民が苦しんでいるのを黙って見過ごす訳にはいかないと、夜左衛門一座の仲間ともども石川五右衛門は、聚楽第へと潜入した!

以後、五右衛門対秀吉の熾烈な攻防戦が始まるが、そこに絡むのが側室の茶々。
五右衛門と茶々はなんと、昔からの知り合いだった。しかも五右衛門と秀吉もなにやらいわくが…。
原作者が漫画家だけに、次々と展開する意外なワナは、「えっ!」と驚くものばかり。娯楽に徹した市川海老蔵主演「石川五右衛門」を、東西トーザイ…隅から隅までごひいきに!

豪華共演陣も曲者ぞろい!
榎木孝明、益岡徹、丸山智己、山田純大、前野朋哉、高月彩良、田中美里ほか。

第1回2時間スペシャルは10月14日(金)よる8時よりスタート!

聚楽第に忍び込んだ五右衛門と茶々はむかし恋仲だった…。第1話はテレビ東京系で10月14日(金)よる8時より放送。

市川海老蔵主演「石川五右衛門」 公式サイト(http://www.tv-tokyo.co.jp/ishikawa_goemon/)